こんにちわ~ゆうとです。
大学受験数学は「青チャートの例題だけで伸びる!」みたいなことがよく言われますが、マジなん?ってことについてお伝えしたいと思います。
結論。
人それぞれ今までの数学的な演習量などの違いがあるので一概には言えません!!
が、
以下の表に書いている実力ぐらいには例題だけでもなるんじゃないかなぁ~と思います。(ぼくはなりました。)
到達偏差値 | 王手予備校模試で60~65前後 |
---|---|
届く大学のレベル | マーチや関関同立~早慶の簡単なレベルの数学が出題される学部 |
青チャートの例題のレベル | 受験基礎レベル |
簡単な使い方 | 例題を3~4周程度して定番パターンを理解して覚える |
青チャートの例題だけで到達する偏差値
ぼくが受験時代に青チャートの例題で到達した偏差値
偏差値は約60~63程度でした。
下の画像は、青チャートの例題とチョイ練習問題をやりこんでた時の、河合模試の偏差値です。
ちょい見にくくてスミマセン…
数学の偏差値が、60.7になっております。(8月くらいの模試でした)
この時それなりに青チャートの例題はまぁまぁできるようになっていたので、青チャートの例題で到達する偏差値は60~65くらいなのかなあ~と思います。
と言っても、記事の最初に書いた通り、人それぞれ青チャートの例題以外での演習量の違いやもともとの頭の良さの違いなんかもありますんで、一概には言えないんですけども~。
ちなみに、この後1対1演習をやって、偏差値が70超えられました~。
↓これに書いております。
あくまで目安程度に~
繰り返しにはなりますが、「何をやったか」よりも、「どれだけやれたか」のが重要です。
当たり前ですが、全然理解できてないのに無理やり青チャートの例題を3周して答え覚えても、学力にはなりにくいです。
「なぜ学力が伸びるのか?」って本質部分から意識して数学を勉強していくのがよいですね!
青チャートの例題だけで通用する大学
しっかりと理解できていれば、一般的にこれくらいまでならいけると思う!ってのをお伝えします。
マーチ:わりといける
関関同立も含めて、数学が難しくないような学部であれば、わりといけます。
普通にちょっと数学が難しい学部は、マーチでも少し厳しいかもしれません。
例題に加えて、練習問題や1対1演習らへんで受験レベルに慣れていくのがベタ~です。
早慶:基本的に無理
早稲田の人間科学部(理系含む)と文系の数学受験は数学が簡単なとこもあるのでややいけなくはないですが、早慶は青チャートの例題だけだときついんじゃないかと思います。
理由としては、使ってる解法とかは青チャートの例題レベルくらいのもあるんですけど、計算量が重めの微分積分やら組み合わせ系の解法が多くなってくるからです。
青チャートの例題で定番の基礎を抑えてから、大学受験レべルの演習をしていきたいところ。(そのためには、早めからゴールまでを見据えて準備を始めることが重要ですね)
難関国立以上:基本無理
難関の国立大学も基本的に無理ゲーな側面が強いです。
もっとこう、、、複雑な問題になってくるので、青チャートの例題レベルを抑えてからさらに入試レベルの問題をやっていきたいところです。
青チャートの例題は受験基礎レベル程度
ここで一旦まとめ。
青チャートの例題は受験基礎レベル程度の問題ですよ~ってことをお伝えしたいです。
基礎→受験基礎レベル→受験標準レベル→受験応用レベル
以上の流れで受験勉強は進めていく必要があります。
ちなみに、基礎をすっ飛ばして難しい問題をやっても理解ができません。
ただ効率が落ちるだけですw
なので、この受験基礎レベルを青チャートの例題でおさえておこう!って感じ!
青チャートの例題の使い方についても解説
上の記事とほぼ同じことしか書いてないので、軽めにざっくりとご紹介〜。
STEP1.解く
答えや解説を隠して、解いていきましょう。
STEP2.解説を熟読
解けた場合
じっくりと読んで、考え方があっていたか確認。
最初から解けた問題や、最初はできなかったけど期間を開けて解けた問題は、あんまり反復しなくてOKOKです。
解けなかった場合
伸びしろなので、じっくりとじっくりと、解説を読んで理解していきましょう。
1行1行、「なんでこうなるのか?」と自問自答しつつ、熟読しましょう。
頭の中だけで理解できない時は、紙も使ってあげるのがGOOD。
あと、解法の指針の部分もしっかりと読んで理解することに本気になるのがよいです。
解説を読んでも理解できない場合は、人に質問する、調べる、一旦放置などなどでOK!
STEP3.もう一度解く
理解できたら、解説や答えを隠して、もう一度解いてみましょう。
この時に大事なのは、実際に手を動かすことです。
手を動かして計算もすることで、本当に理解できているかが分かります。
本当に理解できていないと説明できないので、効率が上がります
ここで解けなかったら、もう一度STEP2の解説熟読に戻りましょう。
STEP4.解けなかった問題を3~5回程度やる
期間を開けて「ちょうど忘れるカナ~」くらいに解きなおすのがかなり良いです。(3周くらいでいいかな~って思います)
答えを忘れてる3~5日後くらいでよいですね。
- 解いてみる
- 解説読む
- 理解
- <以下、解けなかった場合>
- もう一度解説などを隠してすぐ解きなおす
- 3~5日後くらいに解きなおす
- 2週間後~1か月後くらいに解きなおす
例題が終わったら、受験標準問レベルの問題へ
志望校に合わせて(もしくは高校の勉強の進展具合に合わせて)、例題がある程度できてきたら、受験標準レベルの問題へ突入していきましょう。
- 青チャートの練習問題をやる
- 青チャートの章末問題をやる
- 1対1演習をやる
- スタディサプリのハイレベル・トップレベルをやる
なんでもOKです。
自分が「これはいいんじゃな~い?」と思うものを決めて、また理解して反復して~を繰り返していくのみで学力伸び伸びです。のびたくんです。
よくある不安や疑問点も書いておきます
①青チャートの例題をやらなくなったら忘れそうで怖いです!
答え:完璧に覚えてるのは無理なので忘れてたら戻ってくればOKです。
②例題があんまりまだできないですけど、次にいきたいです!
答え:勉強は理解できてないことを理解して覚えることやらが大事なので、次にいかなくていいです。青チャートの例題をまずやっていきましょう。
③練習問題もやったほうがいいですかねえ?
答え:とりあえず必要な全単元例題を終えればいいと思います。その後に必要であれば、やればよいです。
④受験にあんまでないとこはやったほうがいいですかねえ?
答え:あんまやらなくていいと思います。無駄にはなりませんが、頻出分野から攻略していきましょう。
⑤重要例題もやるべき!?
答え:基本例題が全体的に終わってからやって良いと思います。ただ、最終的に難関大学を目指す場合は重要例題は必須です。
まとめ
「青チャートの例題だけで、受験基礎レベルはできるようになるよ!」って内容でした。
難関大学を狙っていく人は、青チャートの例題を8割~9割程度できる状態を目指しましょう。
そして少しずつ1対1などで受験標準レベルの問題もやっていきたいですね~!