数学

ぼくが偏差値60越えした青チャートの使い方と勉強法をご紹介

青チャートの使い方

こんにちわ〜ゆうとです。

この記事では、不登校から早稲田に入った経験をもとに青チャートの使い方をご紹介します!

偏差値60~65くらいまでは青チャートで到達できます。

使い方やら勉強法やらを学んで、あとはやるだけの作業ゲームにしてしまいましょう。

適当に使うと効率が悪いです!

青チャートのシンプルな使い方3STEP
  1. 例題の解法を理解する
  2. 再現する
  3. 反復する
ゆうと
ゆうと
作業ゲーになります

準備

青チャートの前

まず、青チャートで勉強する前に、何かしらで習ってから取り組むことをおすすめします。

例えば、典型的なのは以下3つほど。

  1. 高校の授業
  2. 塾や予備校の授業
  3. 映像授業

「解き方」「考え方」「式の立て方」などなどの部分に関しては、すでにできる人から学んだほうが真似しやすいです。

学ぶは真似るです。

まずは青チャートの前に、入門レベルを何かしらでインプットしておきましょう〜。

いきなり青チャートをやるのは逆に効率が悪いですTT

ここら辺の記事をご参考に〜。

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青チャートを使った具体的な勉強手順

ひたすらこの手順でやればOKです。

STEP1:いつまでにどこを何周程度するか決める

計画

画像:超ざっくりめな計画

計画細分化

画像:少し詳細にした計画

例えば、以下のように決めたとします。

「数学の2Bの基礎固めのために、この1ヶ月で青チャートの2Bの例題を1周する」

青チャートの2Bの例題数は大体400チョイ程度なので、1日10例題くらいやればいいと分かります。

分かったら、あとは毎日10例題を目標に取り組めば良いと分かるので、やることはシンプルです。

注意点:計画は修正と改善が必要になる

脳を使う

サラッと「1日10例題やるお」と書きました。

でもやってみると分かるんですが、10例題はかなり重めで時間がかかりますw

ぼくも偏差値48→70にする過程でわりと時間がかかったのを覚えてます。

そうなったときに、「アーアー、おれってもうダメだわ」と落ち込む必要はありません。

そこは修正・改善の合図です。

以下のようなイメージでOK。

修正・改善の具体例

10例題⇒そもそも時間的に終わらない

どうすればいい?

①数学の勉強時間を増やす⇒ちょいきつい…
②1日5例題にする⇒これならできるけど間に合わないかも…

②だなぁ〜。

でも、1日5例題だとチャート2Bを3周するだけで6ヶ月もかかっちゃう。。。やばし。。。早慶に間に合わぬ。。。ぐぬぬ。

そう考えると、もうちょい例題やる数増やすとして、毎日の勉強時間がやっぱり7~8時間は必要になる。。。

そのためには、もうちょい日々の生活を見直す必要があるなぁ〜

計画に対して自分で修正が必要になります。

計画の修正ができる人は現実が見えてるのでよく伸びます。のびのび。

次は青チャートの使い方の具体的な手順です。

STEP2:サラッと導入部分を読む

ココです。

青チャートの三角比

この部分をサラッと読んで、「なんとなく分かる…かも…」という状態にしましょう。

ただ、問題を解くことで理解が深まるので、最初から完璧に理解する必要はなし。

最初からは理解できなくてOKOK。

公式の作り方なんて後回しでOKです。

実力ついてくると、作り方もサクッと理解できるようになります。

STEP3:例題を解いてみる

例題を解いていきましょう。片っ端から。(指針などの部分は隠すのがGOOD!)

青チャート例題コンパス4

1問あたり手が動くまでに3~4分程度は考えるのがGOODかなと思います。

もちろん、最初から解説読んでサクサク暗記していくのも良いんですが、「考えようとする癖」はやっぱり大事です。

この問題ってどうやって解くんだろう?

あの公式を使うのかな?

とりあえずグラフでも描いてみるか…

こういった試行錯誤と経験がのちに偏差値70くらいになった時に役立ってきます。

定番の解法を理解して暗記するのも重要ですが、考える癖をつけることもすごく重要なことです。

STEP4:解けたor解けない

解けた場合

最初から解ける場合には、その問題に関してはもうやらなくても良いと思います。

×印つけるなりしておけばOKです。

ただ、「中途半端な理解ダナァ〜〜〜」と思った問題に関しては、素直にもう1~2回は解くこをおすすめします。

効率を追求するあまり効率が落ちるジレンマに陥らないように!

少し難しく感じるかもですが、適当でOKですw

解けなかった場合

解けなかった問題こそ!

伸び代!

解けない問題に対して落ち込んでしまうのは、昭和時代の数学の考え方です。

平成、令和の時代は、むしろ喜びを感じるところ。

ウヒョヒョwww

解けない問題発見したおwwwwww

ここがぼくの伸び代だおwwwwwwwっwww

って感じに興奮する必要はありませんが、伸び代を発見したらそこをつぶすのみ。

で、解けなかった場合に関しては、その場で解説を読んで理解して解き直しをしましょう。

ゆうと
ゆうと
解説をじっくりと読んで理解するの、ダイジです

解説を読んでも理解できない場合には、人に質問したり、映像授業で関連するとこを見たりして理解しようとしてみる。

それでも無理なら、一旦放置してあとで戻ってきましょう。

「学習の転移」とか言うんですが、微分積分やってたら、三角比と三角関数の理解がさらに深まるなんてことも多々あります。

しっかりと理解しようとはするけれど、ある程度でOKという悟りな考え方が重要です。

STEP5:解けなかった問題を3~4周程度期間をあけて反復

日付を書くと分かりやすいのでおすすめです。

青チャートを何周するか

解けなかった問題に関して、期間をあけて反復していきましょう。

目安

1回目:その場で解き直す
2回目:3日後くらい
3回目:1~2週間後
4回目:1〜3ヶ月後

答えを忘れてるくらいのタイミング、もしくは忘れてる頃に反復をするのがGOOD!

数学の勉強で重要なのは、「考え方」を思い出す部分です。

解の個数⇒判別式か定数分離カナ〜〜

以上のように、解き方やらどう解いていくかの部分を思い出したり組み合わせるのが重要ですね〜。

STEP1~5を全部の単元でやる

ひたすら、以下の5つを繰り返すだけのゲームです。

  1. いつまでに何を何周するか決める
  2. サラッと導入部分を読む
  3. 例題を解いてみる
  4. できなかった問題を再現
  5. できなかった問題の反復

反復ゲームに入り始めると、「わりと数学好きだわ〜w」とか言い出す人間が増えます。

好きでもないことを好きになっていく、それが人間という生き物。

練習問題はやってもやらなくてもOK

青チャートの練習問題

例題の下の練習問題に関しては、どっちでも良いと思います。

大学受験で使う場合

受験で使う場合は、練習問題を解くよりも全単元終えることを優先しましょう。

全単元が終わったら、1対1とかでさらに演習すればOKOK。

偏差値70があなたを待っております。

定期テストの場合

定期テスト対策などの場合は、練習問題もやるのはアリです。

練習問題をやる時は、解く前に5分程度は考えてから、取り組むのがGOOD!

解法は例題とほぼ同じなので、やり方を覚えるよりも、やり方を使うイメージで取り組むのがいいですね〜!

青チャートのその他ナイスな使い方

青チャート数学1A

辞書的に参照

1対1対応の演習をやってる時などに、「定番解法忘れてるズラ!」と思った時に参照してやりましょう。

この頃には、「青チャートって難しいなぁ。。。」と思っていた過去の記憶が飛び、青チャートって簡単で分かりやすいナァ〜〜とか思い始めます。

公式の作り方などを参照

少し数学に余裕ができてきたら、公式の作り方とかも、理解しちゃいましょう。

青チャートの導入部分で解説されてるんで、流れを覚えちゃうと数学力がアップする確率アップ。アップアップ。

青チャートを使ってる人に向けた細かいQ&A

使い方に関して質問がありそうなこと(昔の自分も疑問に思っていたこと)もお伝えしておきます。

1.例題だけでいいの?

青チャートの例題だけ
青チャートは例題だけでOK?わりとやりこんだので到達点などなどこの記事を読むと、青チャートの例題で偏差値や到達する大学のレベルが分かります。実際にぼくが青チャートの例題だけをやりこんだ体験談を含んでいるので、おそらくアテにはなるはず・・・!到達点が分かることで信じて勉強できるはずなので、読んでおいて損はない!...

しっかりと理解できている状態で例題を3周程度(受験頻出単元を)すると、偏差値60くらいは少なくとも超えてきます。

足りない場合は、練習問題や1対1をしましょう。

十分な場合は、例題のみでOKです。

2.何周すればいいの?

  • 簡単なところは1~2周程度
  • 苦手なところは3~4周程度

これくらいで良いと思います。

「絶対に何周!」とかの取り決めはないので、柔軟に取り組むことがおすすめです。

あと、あまり必要ない単元も、そこまで力入れる必要ないんじゃないかなぁ〜と思います。

3.読むだけはいけるのか?

ぼくも読むだけ青チャートをやったことがありますが、解法の確認程度にしかおすすめできません。

以下のような詳細部分には、やはり手を動かすことが必要かなぁ、、、と思います。特に最初のうちは。

  • 式を立ててからの計算の部分
  • 式の変形の部分

手を動かすからこそ理解しやすいのはあると思います。

1日の数学の勉強の終わりに、読むだけの振り返りをするとかは、かなりGOODだと思いますね!

ベクトルの垂直は内積が0ダッタナー

とか、ちょい思い出す程度。

頭の中だけで解くのは、すでにできる人が確認にやる程度って感じ!

4.何日で終えればいいの?

「いつまでに終えればいいですか?」ってのはテンプレな質問です。

でも冷静に考えると分かるんですけども、「じゃあ10日で青チャート全部やればいい」って言われても無理だと思います。

つまり、以下のようにやるのが最適かと!

いつまでに何周したいのかを決める⇒1日に数学に使える時間を決める⇒取り組んでみる⇒できる例題数を把握して1日の数学の時間を修正しつつ取り組む

5.偏差値いくつくらいになれるの?

青チャートのレベル
青チャートのレベル(難易度)/偏差値/到達レベルを解説!青チャートの例題~総合演習問題までのレベル、難易度について解説しています。この記事を読むことで、青チャートを上手に使えるようになるはずです。...

上の記事にも書いてますが、例題だけで偏差値60~65くらいだと思います。

ただもちろん、その人のこれまでの学習状況などがあるので一概には言えません。

目安程度に取り組んでいくのがベタ〜です。

同じ参考書でもしっかり理解してやってる人と、なんとなくやってる人では、結果が変わってきますので!

まとめ

青チャートのシンプルな使い方3STEP
  1. 例題の解法を理解する
  2. 再現する
  3. 反復する

慣れてくるとめちゃくちゃ作業ゲーになります。

そして、伸びて、数学が余裕になりますね!

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  1. ワイプ・キム より:

    例題というのは、重要例題コミということでいいですか?
    あと、数学IAとIIBの学習バランスはどんな感じかいいでしょうか?ちなみに、現在高2です。数学II(その後B)をメインに学習したいんですが、IAを忘れてしまいそうで困ってます。今は今日はII明日はIみたいな感じで日毎に予定を立てて取り組んでいるのですが、心配です。

  2. より:

    練習問題やってますよね?w

  3. リプトン より:

    自分は青チャートⅡを1章から7章そして、Bを1章から3章を一周して次に二周目するのは良くないですか?例えば数列を一周したとき二周目はすぐにした方がいいですか?

    • ゆうと より:

      科学的には忘れる頃ぐらいに復習をしていくのが効率良いみたいですよ〜。
      なので、チョイ時間をあけるほうがいいのかもしれません。

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