実際にぼくが、『不登校⇒早稲田に入った受験生時代』に使った長文の参考書や、「こりゃええで」といった最新の長文読解の参考書をご紹介する記事です。
最近のものは解説も丁寧でかなりよいものが多くなっておりますね。
- 大学受験の英語の長文読解の参考書の選び方
- おすすめの分かりやすい長文読解の参考書
【始めに】英語長文の参考書は選び方も大事
大学受験の長文読解の参考書選びはわりと重要です。
というのも、解説のボリューム感や丁寧さの部分が、参考書によってかなり違います。
特に最初の「あんまり長文得意じゃないおー」という段階では、解説が丁寧なほうが199%良いハズです。
例えば、大学受験の長文問題集で定番の、『やっておきたい300~1000シリーズ』なんかは、あまり解説は丁寧ではありません。(disってるわけではないです!)
解説が丁寧じゃないと、
- 解いて終わりになってしまったり
- 長文から英文の解釈の勉強ができなかったり
単純に、実力になりにくい勉強になってしまう場合があります。
長文が読めるようになる、解けるようになるには、まず、1文1文を理解できるのが必須です。
1つの英文が読めないのに、設問を解くことはできません。
なので!
英語の長文問題集や参考書を選ぶ際には、できるだけ1文1文の解説が丁寧なものを選ぶのが良いです。
ここがSだのVだの、
ここは関係詞だの、不定詞だの、分詞構文だの、
そういうのが書いてあるやつですね!
いわゆる英文解釈の勉強とほぼ同じです。
英語の長文はとりあえず読んだら力がつくのではなくて、読めなかった文章を読めるようになって、さらに無意識的に反応できるとこまでやりこんだときに実力がつきます。
↑ここ大事なので、もう一度読んでみてください。
そのためには、できるだけ分かりやすい、解説が丁寧なものが好ましい!ということを推しておきます。推し。
ちなみにそこそこ英語が得意になってきたら、そこまで解説が丁寧じゃない過去問なんかでも勉強はしていけます。
ただ最初のうち、英語の偏差値が60以下の場合は、とにかく解説が丁寧な長文の参考書で勉強しましょう!
当たり前だけど、ダイジッス。
大学受験でおすすめの英語長文の参考書!
たくさん買うのではなくて、1冊ずつ、買ってやりこんでいくのがおすすめです。
中途半端にてきとーにやっても学力が伸びませぬ。
逆に、1冊ずつ、1長文ずつ丁寧に確実に身につけていけば、絶対に伸びます。絶対に!
①スタディサプリの読解編
参考書とほぼ同じように使える、スタディサプリをご紹介。
スタディサプリの読解編のスタンダードは、どちらかというと英文解釈メインなのですが、ハイレベル~トップレベルでは、やや長文~難関大学レベルの長文が授業で丁寧に解説されて勉強していけます。
特に1文1文を丁寧に解釈して、正確に英文を読む実力をつけられるのがいいところ!
↓テキストを印刷しみてました。
とにかく多読する!というよりかは、文章を丁寧に理解する実力をつけていく、英文解釈→長文読解への架け橋となるような教材です。
スタディサプリの読解編の映像授業を見て、問題を何度も解いていけば、長文の基礎は身に着けられます。
サプリで長文の基礎力がついてきたら、問題集をゴリゴリやると、さらに長文がのばせます。
あとは量をこなすために、なんか定番のやつでOKOK!
②関先生の英語長文ポラリス
スタディサプリ講師の関先生の長文読解用の参考書です。
解説の丁寧さがひじょうに、GOODな参考書兼、問題集になります。
↓設問の解き方
(↑タップででかくなります。)
かなり日本語が多めで、設問を解く際の根拠がしっかりと書かれているのがよいですね!
↓構文把握の英文解釈の解説
(↑タップするとでかくなります)
長文全ての1文1文に、SVOCやら、関係詞やら、that説やらの解説があります。
英文を正しく読む練習にもなりますし、結局のところ、長文は1文1文で構成されているので、1つ1つ噛み砕いて和訳できるか?理解できるのか?を確認できるのはよいところです!
推し〜
③英語長文ハイパートレーニング
少し古いですが、ハイパートレーニングも解説が丁寧でおすすめできる長文の参考書になります。
1冊あたり問題数は12題前後と少ないですけど、解説がすごく丁寧です。
↓こんな感じですね。
英語長文をそれぞれ1文ずつ構文が取ってあって、何がどれにかかっているかなどが分かります。
(この関係代名詞はこの単語に~みたいなやつですね!)
- 超基礎
- センター
- 難関編
以上の3つがありますが、大学受験はセンターと難関編の2つで良いかなと思います。
ぼくが受験生の頃は、センター編と難関編をやりました。
英語長文は英語の総合力が必要なので、ハイパートレーニングの2冊だけだとそこまで伸びを実感できませんでしたが、おそらくやった意味はあったと思われます。
あと少し余談ですが、英語長文って2冊やる程度では、めちゃくちゃ一気に英語力が伸びることはありません。
着実に単語、文法、熟語、解釈の基礎をやりつつ、長文に慣れていってジワジワと伸びるイメージです!
ハイパートレーニングも丁寧な参考書ですね!
よいではないか〜
④英語長文レベル別問題集
東進のレベル別問題集!
レベル別問題集は1~6段階まであって、大学受験をする人なら4~6あたり(中級〜難関編)をやればいいのかなーと思います。
ぼくは受験生の頃に4,5,6をやった気がします。
反復が足りませんでしたぁ、、、
中級→偏差値55くらいまで
上級→マーチの英文レベル(偏差値60前後)
難関→マーチ〜早慶レベル
レベル別問題集の中身はこんな感じです。
- 構文把握
- 和訳
- 英単語
といった、ハイパートレーニングよりもちょっぴりシンプルだけれど、結構わかりやすいです。
英文解釈の勉強がそこそこできていて、さらに英文をたくさん読んで、長文読解パワーをあげたい人におすすめ!できます!
⑤やっておきたい英語長文シリーズ(300~1000)
大学受験の英語長文といったらコレ!ってくらい、有名な参考書です。
参考書ってよりは、問題集って感じかな〜。
定番ではあるのですが・・・!
英語の基礎ができてない状態で、やっておきたい長文シリーズをやりだすとかなり詰みます。
しっかりと知識を入れて演習する!というよりは、既に知識がある前提で演習しよう!というていの参考書だからです。
中身はこんなんで、シンプルisベストな感じですね。
パラグラフごとに和訳があって、語彙系もちょびっとある~っていうスタイルですね。
- 既にそこそこ実力があるお!
- 自力で英文解釈ができるお!
- 演習いっぱいしたいお!
といった受験生におすすめでございますね!
基礎が微妙な場合は、手を出さないほうがよいです。
⑥速読英単語
「単語帳やーん!」と思われるかもなんですが、速読英単語は単語帳よりもかなり長文問題演習寄りの参考書です。
長文ってよりは短文って感じの、英文が多く入ってます。
英単語が学べるのはもちろんのこと、文章の内容もなかなかおもしろいです。
ユートピアってのは、ギリシア語の語源で「どこにもない場所」って意味なんだ。
でも、誰もが幸せである世界を想像することができるのは若者だけの特権だぜ。うぇい。(現実はきびしい)
みたいなことも書いてあって、お片づけをしてる時に読んで見たら、意外とワオ!ってなりました。
大人になってくると、誰もが幸せにはなれないってのはよくわかりますからねw
なんだか受験生の頃は英文を読むのに必死で内容を全然理解しようとしてなかったんだなーとかこの記事を読んで自分自身を知りました。
英文を読むのは英文を読むために読むのではなくて、内容を知るために読むのですね。
↑大事です。
中身はこんな感じになってます。
左が文で右が和訳です。
文章も長くないので、英語の基礎固め(英文解釈と英文法)ができている人は、英文に慣れるって意味で良いと思います。
ちなみに、単語ページもあるのですが、単語ページはまぁまぁという感じカナーという感じな感じです。
【最後に】地道に1文1文読めるようにするのがダイジ
長文の参考書をいろいろ紹介させていただきましたが、やっぱり最後は定番の、
「何をやるか」よりも「どれだけやれるか」が大事でございます。
何をやっても、しっかりと、ちゃんと、頑張って、やりこめば、伸びます!
まとめ
あーだこーだ書きましたが、普段の英語の基礎力(語彙、文法、解釈)をやりつつ、
- スタディサプリの読解講座
- ポラリス
- その他余裕があればやっておきたいなど
↑ここらへんをやっておけばよいと思います!
英文の読み方が意味不明なら、解釈や文法を!
単語が微妙なら、単語を!