「大学受験の英語の長文ってどう勉強すればよいの?」
「英語長文の勉強法を教えてくれぇ〜!!」
といった疑問にお答えする記事でございます。
すごくシンプルかつ単純に、英語長文のレベルを偏差値60以上は目指せる勉強法のご紹介です。
偏差値30→64くらい?まで英語を勉強して思ったのが、英語長文の勉強で大事なのは、
「1文を正しく読むこと」
かな~というところ。
この記事を書いてるぼくは受験最後でも偏差値64程度だったので、
偏差値30~60くらいの人におすすめの勉強法です!
偏差値60くらいになってコツを掴めてくると、作業ゲーになります。
大変なのは最初だけ!
英語長文が得意になる勉強法の手順
- パラグラフリーディング
- 速読
などの、そこらへんのテクニック方法はこの記事では書いておりません。
テクニックよりも、実力をつけるほうがはるかに偏差値伸びるからです!
具体的な手順に落とし込んでいるので、そのまんま実行してみてくだされ~。
まずは問題を解いてみよう
まずは普通に長文読解の問題集で、実際に問題を解いていきましょう。
目安の時間なんかがあると思うんで、一応その時間内に解けるようにやってみるとよいです。
最初から時間内に普通にサクサク解けるってのはなかないので、解けなくても全然OKです!
次に制限時間外でじっくり解いてみる
英語長文を読む実力があんまりないときって、時間制限内に長文問題が「よし、できたでぇ~」となることって、あんまりないと思います。
ぼくも長文の勉強をしているときに
「全然時間足りないし?」
「そもそも文章が理解できねーっす」
みたいなことがありましたし、普通に毎回そうでした。
なので、基本的にあんまり実力がないときは、時間制限を外して解けるか確認してみましょう。
時間制限を外して解けない場合は、どっかしらの文章がそもそも読めてないので(理解できてない)ので、そこが
伸びしろォ!!!
です。
時間制限外で解くときに、英文を全部前から和訳していってみると、どこが読めてないのかが分かります。
「いやでも、、、前から読むのが大事ってききますた!!」
「返り読みはバツ!!!前から訳スってききますた!!」
みたいなことが頭にチラつく人もいるかと思いますし、ぼくもそうでした。
でも、実力がそれなりについてくると、勝手に前からそこそこ読めるようになってきます。
あとは1文1文が和訳できないのに、前から英語を英語のまま読むのって冷静に考えて無理ですよね。
和訳できる→ちょっとずつ早く読めるようになる
→だんだん英語のまま読める
といった順番で読めるようになっていきます。
なので、「そもそも読めている文章なのか?」を時間制限外でチェックしてみてくださいませ。
和訳できない文章には印をつければOK
例えば、以下の画像みたく読めないとこに印やら線やらをつけます。
(※タップするとでかくなります。)
画像みたく、読めない文章が分かれば、語彙か、構文(英文法・英文解釈)が分からないと分かります。
分からないとわかったら、自分のできていない、和訳できない部分を勉強すれば、実力が超伸びるわけですね~。
読めてないところをまず判明させるのが、実力をつけるうえですごくだいじです。
受験勉強はできないとこをできるようにする作業ゲーですね!
解答を見て設問の根拠の確認(答え合わせ)をする
答えがあっているかあっていないかはわりとどうでもいいです。
それよりも、英語長文に限らず、
「なぜその答えなのか?」
「なんで他の答えじゃだめなのか?」
といった理由や理屈の部分が、しっかり合っているかを確認するのが大事です。
そして合っていなかった場合は、
「なんで合ってなかったのか?」
「どこが読めてなかったのだろう?」
といった部分を自分で深掘りして探してあげて、弱点を見つけて、補うと実力が伸びますね。
正直、この作業はクッソ時間がかかって面倒ですし、
「とりあえず英語いっぱい読めばよくなーい?1日3つ長文読むって決めてるんだよおお。。。1日のノルマがああ。。。ああああ。。アアアアアアアアア」
みたいな発狂しそうな気持になることは分かります。
分かるんですが、結局1つ1つ丁寧に、苦手や弱点をつぶしていくほうが伸びるのですよね~。
英語の長文をけっこー、適当に勉強してしまいますた・・・。
そして待っていたのは、大学受験当日の英語への不安です。ありがとうございました。
答え合わせってよりも、自分ができないところを探す作業をしてつぶすのが重要です。
↑だいじ。
英語長文の精読(和訳)作業をする
解答も熟読が終わって、自分の理解できていないところが分かったら、次は英語長文の精読作業です。
音読よりも、精読してしっかり1つ1つの文章を構文を取って和訳できるのかがすごく大事です。
極論、全ての文章が読めれば、時間はかかっても解いていけるからですね。
で、慣れてくれば勝手に読むのが早くなります。
の・び・る!
精読(和訳)の作業に関しては、1文1文丁寧に、頭の中でも良いので和訳していきましょう。
和訳するときに大事なのが、なんとなくの和訳は和訳じゃないぞーってことですね。
単語をつなげてそれっぽくはなるけれど、文にできない、意味が取れない、だと、やっぱり実力にならないです。
1文1文、人に説明するように和訳していきましょう。
今も言ってますよ!←き・も・ス
で、
実際に日本語を声に出して和訳すると効果的で、確実です。
この精読(和訳)作業を1文1文着実に丁寧にやれれば、解いた長文は全て実力になってきます。
逆に1つずつ丁寧にやらないのなら、その時間は大して実力にならないので、無駄になってしまいますね~。
結局、実力をつけるにはどうしても時間がかかってしまいますが、時間をかけなかったらむしろなんも残らないぞ!ってことを知ってほしいですね!
焦らずにじっくりと!苦手を!つぶす!
それが~1番ダイジ~。
音読&反復をする
精読まで終わって理解できたら、次は徹底的な音読と反復です。
理解できている文章を、何度も何度も何度もすりこんでいきましょう。
でも、ここが、1番のび~るところですね~
- 英単語を全部覚える
- 英熟語や慣用表現も全部覚える
- 英文を1文1文前から和訳することを最低5~10回程度する
- 全て構文が把握できている状態にする
しつこいかもですが、もう1度書きますと、
英語長文の勉強は問題を解いたときに実力が伸びるわけではありません。
英語長文は読めない文章が読めるようになった時に伸びます。
↑ここが大事です。
どうしても読めない文章を読めるようにするのって、めちゃくちゃ時間がかかって、だるいですし、「なんか効率悪くねーか?」と思ってしまいがちだったりします。
ぼくは受験生の頃に英語、特に長文がすごく苦手だったんですが、完全にやりっぱなしでした。
長文の問題を解く→ちょびっと反復してオワリ~
へーい、次の長文を解く→ちょびっと反復してオワリ~
みたいな感じのスタイルで最後までやってしまったんですが、コレは伸びないパターンです。
できないところをできるようにする、
できようになったら反復して定着させる。
だいじ。
英語長文の勉強で1番大事なこと
英語長文に限らずなのですが、どの勉強法がいいとか、テクニックだとか、あんまり意味がありません。
それよりも繰り返しになりますが、実力をつけることです。
英語長文に関しては、
- 読めなかった文章が読めるようになること
- 読んだ文章をもとに問題が解けること
以上の2つがすごくすごくしゅごく、大事ですね!
もうこの2つ以外はぶっちゃけどうでもいいです。
ただ、読めない文章を読めるようにするために、
- 英単語やら
- 英熟語やら
- 英文法やら
- 英文解釈やら
といった日々の基礎的な勉強も大事になってくるわけでございますね!
飽きたよぉ~
くらいまでやるほうが、なんだかんだやった科目とかのが、ぼくも実力はつきましたね~!
↓これとかに書いております。
まとめ
- 制限時間内で読んで解く
- 制限時間外で読んで解く
- 根拠を答えなどで確認する
- 精読する
- 反復する
読めなかった文章を読めるようにすること
裏技を求めすぎずに、愚直に、超愚直に1文章ずつ読めるようにしていくのが、実は裏技という~。
1~2か月、読めない文章を読めるようにする作業をしてると、どっかで偏差値がビヨーンと伸びます。ビヨーンと。