※この記事は大学受験向けです。
「スタディサプリと参考書の併用ってどうなの?」
「効率良く勉強できるかな?」
といった疑問にお答えする記事です。
結論から書きますと、どの程度の大学を目指すのかによります。
ただ、『スタディサプリでmarch(マーチ)に合格できる?おすすめの活用法』の記事でも書いているんですが、大体偏差値60程度の大学までならスタディサプリだけでも合格は可能です。
一方で、それ以上を目指す場合なんかに関しては、問題数的な意味で参考書と併用をしていくのがおすすめできます。
もちろん、偏差値60前後の大学だとしても、参考書と併用しても大丈夫です。
若干注意点などもあるので、この記事では、
- スタディサプリと参考書を併用する注意点
- 効率の良い参考書との併用方法
といった2点をお伝えいたします。
参考書と併用する際の注意点
注意点は『中途半端にならないようにやること』だけです。
大学受験で失敗するパターンでわりとあるあるなのですが、
「あれをやったほうが効率良いんじゃね?」
「いやこっちのがいいんじゃね?」
「やっぱりあっち!!」
といった、中途半端な勉強を繰り返して、結局勉強になっていない、定着するまで反復できていないというのがあげられます。
ぼくも高3の頃に全落ちしたときはほんとにそんなことばっか考えていました。
参考書とスタディサプリを併用する場合、どうしてもやること(選択肢)が増えてしまうので、中途半端な勉強をしてしまう確率が高まってしまいます。
中途半端とはどの程度が中途半端なのか
例えば、スタディサプリの授業で英文法の不定詞を見たとします。
不定詞の内容を見て、完璧は無理ですけど、理解して反復して最終的にどういうものなのかを説明できたり、問題を理屈をふまえて解いていける状態にできない場合、中途半端です。
1~2回だけ授業をちょろっと見て、
1~2回だけ問題をちょろっと解いて、
てきとーに○×をつけてハイ、オーワリ!
なんて勉強だと、やっぱり知識が定着しません。
なので、「ちょっとやりすぎじゃね?」程度まで、反復して思い出せるようにするほうが効率が悪いように思えて、実は効率が良いというのがアルアルでございます。
中途半端
だめ、絶対!
反復回数の目安ですが、苦手なところは最低でも3~5周程度はしないと定着しないと思われます。
参考書とスタディサプリのおすすめ併用方法
スタディサプリを大学受験の勉強で使うメリットは、何と言っても、基礎の部分を授業で理解して勉強していけるところです。
偏差値55前後、全単元終了!といった実力がついてくると、自分自身で参考書の解説を読んで理解していけます。
でも、それより前の「勉強がまだ苦手ダヨー」といったところで、サプリの授業を活用しまくると効率がよいです。
基礎の部分を習って参考書で問題演習
以下3つの手順を行うことで基礎固めはバッチリです。
- スタディサプリの授業を見る
- サプリのテキストの問題を解く
- 参考書で対応する部分を解く
授業でインプットしてからのー、サプリのテキストや参考書の問題で、さらに理解を深めて定着をさせるような流れになります。
どうしても授業でも理解できない場合は、人に質問すればOKです。
既に得意な単元であったりできているところは、参考書だけで問題演習をするのでOKですね。
既に分かってることや理解していることに関しては、授業を見る必要性はそこまでないと思います。
もちろん、プロの解説を見てみると新しい気付きもあったりしますが・・・!
応用レベルや志望校対策講座はしぼってやるほうがよい
スタディサプリには、
- ハイ&トップレベル
- 志望校対策講座
といった2つがやや難しい難易度として取り扱われています。
この2つをやる場合に関しては、『やるなら徹底的に反復して血肉になるまでやる』と決めて取り組んだほうがよいです。
参考書とサプリの併用の注意点でも書きましたが、1番良くないのは中途半端にいろいろ手を出して何も残らないことです。
「これをやるぜ!」と決めたら、3~5回、もしくはもっと、何度も何度もプロの授業を反復して問題演習を実際にして、実力をつけることに力を入れたほうが絶対に効率良いですね。
1回だけちょっとやる⇒何も覚えてない
反復して徹底的にやる⇒時間はかかるけど確実に実力になる
単語帳は参考書のがいいかも
スタディサプリは英単語のアプリもありますが、単語帳に関しては個人的にはですけど、書籍のほうを推奨します。
というのも、アプリはゲームっぽくて超楽しいんですけど、
- 多義語
- 類義語
- 日本語の意味
なんかがちょびっと弱いカナァ~なんて印象だからです。
大学受験の場合、情報量が少しだけ少ない感じですね。
楽しいのですけども・・・!
スタディサプリの英単語アプリを使うのであれば、寝る前の20分だけ暇つぶし&楽しみに~とか、寝れない時に~とか決めてやると良いと思います。
まとめ
- 参考書と併用する場合は中途半端に注意!
- 基礎事項はスタディサプリが便利
- 応用レベルをスタディサプリでやる場合は反復必須
といった3行をお伝えしたい内容でした。
シンプルに、入門~基礎をスタディサプリでインプットして、演習用に定番の参考書をチョイスしてやりこむのが効率良いと思います!ね!
上手に活用していきましょう。