「定時制高校から大学って可能なの?」
「定時制高校から大学受験で合格する秘訣を教えてくれー!」
といった疑問にお答えする記事です。
定時制高校からの大学受験はわりと、いやかなり、おすすめになります。
ぼく自身も『プロフィール』で書いているのですが、定時制高校から大学受験で早稲田に入ってそこそこヨカッタナーなんて思っております。
ただ、実際問題、定時制からのスタートだと基礎学力が不足していることも多いと思いますので、そこらへんも踏まえつつ解説させていただきます。
定時制から大学進学はアリだと思う理由
まず始めに、定時制から大学にメリット面をを。
①学歴が塗り替えられる
個人的に定時制から大学に行くことの1番のメリットはこれじゃないかなと思ってます。
大学に入って卒業すれば、学歴が塗り替えられます。
実際、定時制高校卒業だといろいろと不便で、
- バイトの面接で受かりにくい
- 一部の人からバカにされる
- 就職がマジでつらい
などなど、なんだかんだで学歴社会の日本では非常に生きにくいのですよね。
ぼくも高2の頃にバイトの面接で、「どこの高校?」「アー…」みたいなリアクションをされたことがありました。悲しみでした。
で!も!
大学受験をして合格して卒業してしまえば、過去の定時制高校に通っていたことは一切気にされません。
もちろん、入った大学もレベルが低いと強みにはなりにくいのですが、大卒として扱われます。
ぼく自身、この学歴塗り替えにびっくらこいた
定時制高校に通っていた時は、
「おまえばかだよねw」
「ウイッスw」
みたいなノリで生きていたんですが、そこそこ名が知れた大学に入ると、本当に周りからの評価がとんでもなく変わります。
もちろん、人生で重要なのは、他者評価よりも自分自身で生きてて楽しいなどの幸福感です。(だと思っております)
ただやっぱり、周りから認められている感じがするのは、自分自身が自分を評価することに多少なり影響を与えるのですよね。
そういうこともあって、定時制高校からそこそこ良い感じの大学に入るのは人生を変える1つの方法としておすすめできます。
就活とかそこらへんも有利になる
あんまり偏差値が高くない大学ですら卒業しておくと、高卒よりもやっぱり評価は高いです。
評価が高いというよりも、
- 大卒以上の求人に応募可能
- 就職してからも年収の上がりが高卒より良い
とかそういった就職系の部分で有利になりますね。
順風満帆にいけば、22歳~23歳程度で働くのが一般的なんですが、人生はむしろ仕事を開始してからのほうが圧倒的に長いです。
これからだと60歳で定年退職する人も少ないと思いますので、ほんと70歳とかまで働いたりする人も多いと思います。(ベーシックインカムなどは考慮しません)
これからのそこそこ長い人生において、1年くらい(?)自分が頑張れば利益があるのであれば、頑張る価値はあるのではないか~!?というところです。
②大学の一般入試に今までの内申が不要
大学入試の場合は推薦でない一般入試であれば、今までの内申やら高校名は一切関係ありません。(と、言われています。)
大学受験は学力至上主義の世界なので、当日合格採点を超えることさえできれば、どんな大学でも入れます。
「いやでも学力に自信ないし・・・」
「おれっち勉強できないっち」
と思う方も一定数いると思われるのですが、勉強ってのは学力がないからするもんです。
これから次第で今の現状がどうであれ行動すれば変えていけるというのが、大学受験の良いところなわけです。
大学受験は、正しい方法で努力すれば報われます。
高校の成績・高校名が関係ないのはスゴイ
例えば、高校受験の場合や就職の際は、今まで何をしてきたのかという部分がかなり強く影響を与えてきます。
高校受験なら、内申点。
就活なら、学歴。
どちらも過去のことだから変えようがないのに、ひっぱりだされるわけですね。
でも大学受験だと、本当にこれからの努力次第になります。
そう、これから、次第!
③ちょっぴり自信がつくかも
これは完全に精神論なんですが、大学に入ればちょっぴり自信がつくこともありますし、つかないこともあります。(ドッチダヨォ)
もちろん、自信がつくのが悪い方面に作用してしまうと微妙なのですが、良い方面に自信を持っていけばきっとあなたのパッションに何かしらの良い影響を及ぼすでしょう。
ぼくなんかも定時制高校⇒早稲田に入れたことが1つ自信となりました。
が!
その自信が足かせになることもありましたww
現実もちゃんと知っておこう
そんなわけで、定時制高校から大学受験するとイイデスヨーというお話だったのですが、現実もしっかりと知っておくと結果がついてきやすいです。
- 理想
- 夢
- 目標
っぽいところばかりに目を向けていると、上手くいかない時に心がポキポキと折れてしまいます。
やっぱり定時制から大学受験は難しい
「難しい」というのはすごく曖昧な言い方なので噛み砕きますと、
- 基礎学力が現状低いことが多い
- 勉強のやり方が分からないことが多い
- 勉強の習慣化がまだできてないことが多い
といった部分になります。
がむしゃらに努力をすれば学力をゴリゴリ伸ばして大学に入れるわけではないので、まず最初の部分が難関ポイントです。
ただ、逆に「難しい」という現実を理解したうえで勉強を開始すれば、当然のこととして受け入れつつゴリゴリ学力を伸ばしていけます。
定時制高校から大学受験で勝つポイント4つ
最後に定時制⇒大学へ行くならここらへんを抑えると良い!ってのをご紹介です。
①最初に大学決めをする
大学へ行くとなるとまず1番最初にしないといけないのは、目標地点の設定です。
×→なんとなく勉強する
◎→この大学に入るために勉強する
という、目標ありきで理想と現実を埋めていくために勉強をしていくのが重要になります。
「なんとな~く頑張ろう!」だと余裕で間に合いません。本当に余裕です。
だからこそ、
- 目標の大学を決める
- そしてそのための準備を開始する
というところからスタートするのが重要になります。
50m走もゴールラインがあるからこそそこにめがけて一心不乱に走れるものです。
「よし!走ろう!」とか言われても、ゴールラインがないと「は?どこにだよ?」ってなりますよね。
ゴールはまず最初に決めておくのが、ダイジ。
ゴール設定にもなって、図書カードももらえるので、大学の資料請求をして「こんな感じかなー」なんて想像するのはおすすめです。
⇒【無料で図書カードGET】大学・専門学校のおすすめ資料請求方法
もちろん、ウェブの情報なりで決めるのもよいでしょう。
②勉強法と勉強量を整える
ゴールが決まったら次にやるべきことは、勉強方法と勉強量の2つを整えることです。
そこらへんの記事に関しては、下の2つの記事らへんを参考にしてみてください。
あとこれです。
⇒【逆転合格も可能】大学受験を最短で攻略するためのロードマップ
③諦めずに継続する
正確には継続する環境を整えることですね。
- 塾や予備校に入るもよし
- スタディサプリの合格特訓もよし
- 友達と励まし合いつつやるもよし
これが1番難しいところですが、モチベーション管理には塾が1番無難カナーとも思えます。
まとめ
「定時制高校から大学進学はそこそこおすすめよ!」
「大学決めからスタートして動き出そう!」
という2行の記事でした。
人生に正解はないんですが、大学に行ってみたい人や現状に不満っぽいものがある人なんかは、大学受験はおすすめできます。
大学受験を通して培われる成長のようなものもきっとあると思います!たぶんね!
「大学受験で最短で合格するには~」という記事も書いておりますので、ぜひご参考に~。
⇒【逆転合格も可能】大学受験を最短で攻略するためのロードマップ