こんにちは〜ゆうとです。
不登校から早稲田に入ったぼくが「1日10時間勉強するコツ」についてお伝えいたします。
先に結論からからお伝えすると、慣れです。習慣です。
慣れるまで、継続すること。
継続することを継続することでOKです。
ただ、注意事項として目的と手段がズレないようにしましょう。
目的:勉強量を増やすこと
手段:1日10時間程度勉強すること
【まず始めに】1日10時間縛りはいらない
いきなりタイトルとズレますが、1日に10時間縛りは普通に必要ありません。
勉強時間を増やす目的はほとんどの人の場合以下の2つなはず。
- 学力を伸ばすこと
- 結果を出すこと
必要なのは短期的に勉強しまくって燃え尽きてしまうことではなくて、「中長期的に勉強量を最大化すること」になります。
ここらへんの手段と目的をごっちゃにしてしまうと、努力が報われません。
「10時間できなかった・・・」
「もぅおれゎ終わりダ・・・」
10時間にこだわりすぎるあまり、メンタルヘルスを崩すのは微妙です。
手段と目的をごっちゃにしないようにしましょう。
10時間にこだわるよりも、勉強量の最大化を。
記録と振り返りを繰り返すと自分なりの最適が見えてくる
中長期的な勉強量の最大化を目的として、記録と振り返りをしてみましょう。
そうすることで、自分なりにイケてる勉強時間に馴染んできます。
例えば、以下のように。
10時間勉強した。
正直くそしんどいし、継続するのがつらい。
7時間勉強した。
7時間だとすごく楽だし、苦痛じゃない。
パターンをいくつか考察してみて、中長期的にナイスなほうがを選ぶ。
そして、そのパターンをベースに日々改善を続ければOKですね。
- 昼寝を入れてみたら捗った
- 勉強をする前に目標の実現を思い描いたら捗った
- たまに5分くらい目を閉じると捗った
- 寝る前の1時間は音声で勉強すると無理なく勉強量が増やせた
- ドライヤーで髪の毛乾かしてる時に音声で勉強できそう
楽して勉強量を日常的に増やすのが重要です。
そのほうが中長期的には結果に近づいていきやすいからです。
自分なりの1日の勝ち筋を見つけよう
正確には、1日単位のスケジュールです。
勉強が捗る勝ち生活パターンを探していき、自分なりの型ができたらひたすら再現しましょう。
具体例も書いてみました。
6:00~7:30:勉強
7:30~16:30:学校
16:30~21:00:勉強
21~23:リラックスタイム
6:00~12:00:勉強
12:00~18:00:外で勉強
18:30~23:00:リラックスタイム
自分なりにイケてるパターンが見つかったら、あとは再現ゲーです。
とりあえずその流れに乗っかって、何も考えず自分の脳と手と足を動かせばOKです。
慣れてくると、人間の特殊能力「習慣」が発生するので、さらに楽になります。
自分に定期的に問いかけをする
勉強量を最大化するうえで、自分に問いかけを日々しましょう。
「今やっていることは本当に結果へつながっているか?」
「本当に勉強になっているか?ただ座ってるだけになっていないか?」
「なんとなく参考書を開いているだけになっていないか?」
「本気で目の前の問題から学ぼうとしているか?」
「理解した気になっていないか?」
自分に日々問いかけることで、時間に対する質が向上します。
脳内でやれば、1日20~30秒で終わります。
勉強効率が激しく向上するでしょう。
勉強は量も重要ですが、質も「意識的に」高めることが重要です。
1日10時間以上勉強するコツ
テクニックも含めて、ご紹介いたします。
【コツ1】朝起きたら1日の勉強時間スケジュールを決める
ゴールを決めることで、どこまで走ればいいかが明確にできます。
心理学的にも目標に近づいているという実感があるほうが、人のやる気が高まる傾向にあるようです。
なので、まず朝起きたら1日の勉強スケジュールを決めてあげましょう。
例えば、ぼくが自宅で浪人した頃は以下のようなシンプルスケジュールをたてていました。
- 朝8〜12:数学
- 昼13〜17:物理
- 夜19〜21:英語
1日をざっくりとでもどう過ごすのかを決めておくことで、今日やるべきことに意識が向くようになります。
また、「この時間しかこの科目ができない!」と分かるからこそ、質が高まるわけですね。
ただ、ギッチギチにすると病みます
完璧主義的なスケジュールはメンタルを壊します。
理由はシンプルで、つらすぎて続かないからです。
柔軟に捉えていきましょう。
以下のように、自分に語りかければOKです。
「今日はだりーなー」
「とりあえず朝の3時間だけ数学の復習やっとくか」
「ちょっと眠いから10分休憩しつつやってみるか」
完璧主義になるのではなくて、適当にたくさん勉強するのが最強です( ´ ▽ ` )
あとは、人間なんてどうせ完璧になりませんから安心してください。
ゆるくたくさん勉強をしましょう。
【コツ2】時間に何をやるかをざっくりと決めておく
1日のスケジュール感を朝に決めたら、その時間にやりたいことを具体的に決めておくとさらに良いです。
何をやるかを決めることで迷いがなくなるんで、勉強効率が上がります。
あとは受験生の場合って「やったほうがいいこと」は腐るほど存在するはずです。
なので、何が自分にとって1番重要なのかを見極めることが重要になります。
増やすのではなくて、捨てまくって、本当にやるべきことに集中しましょう。
常に数字で把握すると安定した勉強量に
ぼくが自宅浪人している頃は、時間に対して以下のような勉強量になっていました。
- 数学4時間:青チャートの例題15問
- 物理2時間:名問の森の問題3問
- 英語2時間:長文1つ、単語100個、熟語100個、文法50問
もちろん、得意不得意単元やその日の調子にも左右されましたが、自分でどの程度できるかを知っておくのは重要です。
幻想ではなくて、現実を見たうえで取り組んでいけるからです。
「この時間にこれをやろう」と声に出してから取り掛かる
時間に対してやることを明確に意識することで、迷いが消えます。
迷っている場合:勉強になってない。すぐネットで情報収拾しちゃう。(無意味)
迷っていない場合:心を無にして勉強していける。結果に必ず近づいている。
迷いがない状態で勉強をすることで、勉強時間も意識せず増えていきます。
なぜなら、結果に確実に近づいているという実感があるからです。
結果的に10時間とかになっていれば、よいのですね。
【コツ3】勉強中は集中を邪魔するものは見ない
勉強量を増やす場合に大事なことが、「勉強の邪魔となるものを見ない」です。
例えば、SNSの通知がオンの状態で勉強をしてたら、ただひたすら気が散るだけです。
通知が来るたびに気になります。
あーどうしよう、、、返事しようかな?
誰からかな????
もしかして・・・
・・・
オカン「洗濯物入れといて」
オカンかーい!
リアルタイムでSNSなんて見る必要はないはずです。
自分に問いかけて見ましょう。
見たところで何か得られるのか?
本当に自分は楽しんでいるのか?
また、SNSのみならず、勉強中は自分を邪魔するものは基本的に削除しましょう。
そのほうが楽だからです。
SNSの通知はオフ
スマホを手元に置かない
娯楽類を部屋に置かない
SNSや娯楽系は時間を決めて、その時間になったら必ず見ればOKです。
禁止は心理学的にもNGなので、禁止はしないようにしましょう。
ぼくもツイッターやyoutube、娯楽類などは一定の時刻を決めて、その時間になったら必ずチェックしてます。
一定時刻に必ずチェックするようにすると、気にならなくなりますよ( ´ ▽ ` )
中途半端は何も得られない件
SNSを気にしつつ勉強
↓
勉強の質も落ちるし心から楽しめない
勉強するときは勉強する。
娯楽をするときは娯楽をする。
遊ぶときは遊ぶ。
休憩するときは休憩する。
メリハリをつけたほうが良いと思います。
実際に自分を使って実験するのがいいですね。
他のことをしながら勉強した場合
メリハリをつけた場合
結果は分かりきっているところですが( ´ ▽ ` )
【コツ4】こまめに休憩を取る
定番ですが、休憩も長時間の勉強では重要です。
集中力を保ち続けられる人間は存在しません。
いくつか長時間の勉強に使える休憩方法をピックアップしてみました。
1.目をつぶる
1時間勉強するごとに5分間目をつぶる、でもなんでもOKです。
目をつぶるのはシンプルにおすすめできます( ´ ▽ ` )
理由は以下の2つ。
- 人間の情報取得源はほぼ視覚
- 目をつぶると脳がリラックスモードに入るらしい
ちなみに「目をつぶると寝ちゃうんですぅ!!」って人は、15~20分程度昼寝をするか、夜の睡眠時間が十分か確認しましょう。
日本人のほとんどは、7~8時間程度の睡眠時間が必要です。
睡眠時間を削ることは本当に非推奨です。
- 理性力が落ちる
- ストレスがたまりやすくなる
- 集中しにくくなる
- ネガティブな思考がわきでやすくなる
2.筋トレや軽い運動をする
勉強してるときは同じ姿勢になりがちなので、血行も悪くなりがちです。
姿勢が同じ状態で固定されると、肩こりなどの原因になります。
体が痛い状態で勉強は捗りませんので、長時間の勉強では定期的に動くことが重要です。
- 立って暗記系を勉強する
- 寝っ転がって暗記系を勉強する
- 散歩しながら音声学習をする
いろんな姿勢で勉強できるように、工夫をしていきましょう( ´ ▽ ` )
3.少しだけ寝て回復する
「昼寝は夜の睡眠のウンタラ時間に匹敵するほど効果がある!」なんて言われてます。
眠りに落ちなくても、ただ目を瞑るだけでも効果があるようです。
なので、目をつぶったりして昼寝を活用しましょう。
「集中できないつらい状態で3時間」よりも、「集中できている1時間」のが効率が良いのは勉強アルアルです。
ここで休憩に関してまとめ
長時間勉強したいのであれば、休憩をしましょう。
休憩を意識的にすることで、メリハリがつきますし、勉強しているときの集中力にも貢献します。
勉強は焦って取り組むよりも、どっしりと構えることが重要です。
そのためにも、休憩は必須。
「5分を目をつぶる」「たまにボーっと散歩する」とかでOK!
【コツ5】勉強の密度を知って最適な勉強をする
集中できる時間に重めの科目を持ってきましょう。
そうすることで、勉強時間も量も増えます。
疲れてるときに、重めの科目
元気なときに、軽めの科目
元気なときに、重めの科目
疲れてるときに、軽めの科目
一般的に、人の集中力は午前中がピークと言われています。
徐々に昼から夜、寝るまでにかけて落ちていくことが多い傾向にあるようです。(意志力もとも言います)
時間帯ごとに具体的に解説します。
午前中:元気な時に苦手科目や重い内容をやろう
午前中はほとんどの人が元気な状態なはずです。
なので、重めの科目をやりましょう。
朝起きる
↓
ノリが良くなる復習などを30分程度やる
↓
重めの科目の勉強をする
集中できる時間帯には、理解が必要な科目がGOODです。
午後:軽めの科目にシフト
午前中集中すると、多分疲れてきます。
疲れてきたら徐々に軽めの科目にシフトしていけばOKです。
疲れ始めたら疲れていることを受け入れて、前に進んでいきましょう。
午後のおすすめ勉強内容は、軽めの科目と暗記系です。
- 暗記系をひたすらゴロンとして確認する
- 暗記系をひたすら音読して部屋をウロウロ
- 散歩しながら暗記
- スタディサプリの授業でインプットするだけ
ぼくもブツブツ言いながら、暗記系を受験生の頃にやっておりました。
今もワイヤレスイヤホンを耳につっこんで、暗記系の復習などを散歩をしながらやってます。
夜:だるいけどやれる勉強をする
朝より昼、昼より夜のほうが疲れてくる状態になると思います。
(もちろん、夜の一定時刻なると回復する人もいる)
「〜時までは勉強する!」と決めて、あとはそこまで気を張らずに適当に勉強をするのがおすすめです。
そして、自分が決めた時間になったら、ひたすらリラックスタイムを満喫しましょう。
1日勉強しないといけない!→疲れて続かない
この時間までやりさえすればいい!→疲れにくくなる
もちろん、疲れている時間帯でもゴールを見据えて勉強することは忘れないようにしましょう。
こんな感じの意識です。
早慶の英語を倒すために、シス単をより多く覚える
そして、勉強終わりに明日やることを紙にざっくり書いておくとさらに良しです。
「紙に明日やることを書くだけで脳がリラックスできる」と心理学者も推奨してます。
【コツ6】勉強したくない日だるい日の対策
毎日10時間くらいを目安に勉強していると、当然やる気がしないだるい日が発生します。
こういった「だるい日」「やる気がでない日」に苦しむ人も多いかもです。
解決策は2つあります。
- 当然のことだと受け入れて遅くていいから勉強する
- どうしても無理な日は休む
①当然のことだと受け入れる
「毎日元気ミラクルやる気MAX最高ジャン♪」みたいな人はこの世に存在しないです。
なので、だるい日も当然あると受け入れることが重要だとぼくは思います。
やる気しない…
なんでこんなに私ってダメ子ちゃんなのぉ…
やる気しない…
今までアホほど繰り返してきたけど、とりあえず今日やるべき勉強をやればいいやw
やる気がしない日も「ま、勉強するか」という習慣まで落とし込むまで、継続することが重要です。
習慣になると、苦痛レベルが劇的に下がります。
②どうしても無理な日休む
やる気がないことを当然と受け入れつつも、どうしても無理な日はあるはずです。
その場合はゆっくりまったりとお休みしましょう。
- 公園にお散歩しに行くもよし
- 映画を突然見に行くよもよし
- 漫画借りてきて読むもよし
- youtubeで楽しいと思える動画を見まくるのもよし
- 好きな子に連絡してフラれるもよし
なんでもヨシ。
1番避けるべきことは、「自分を責めること」です。
責めたところでさらに沈んでいくだけですし、自分をある程度許すほうが先延ばしもしなくなると言われてます。
【コツ7】今日の自分は未来の自分の可能性
やや根性論ですみません。
今日勉強をさぼってしまう人は、おそらく明日もサボります。
明日サボると、明後日もさぼる。
そしてサボる習慣ができていきます。
もちろん、サボる人生も良いと思います( ´ ▽ ` )
ですが、本当に勉強を使って目標達成したい場合は、可能な限り力を振り絞って今日の勉強に向かっていくと良いと思います。
習慣になってくると、むしろサボるほうが難しくなります。
そこまで気合いです。
名言を紹介するコーナー
ちょっと名言紹介です。
1つめ
「一日一生」って言葉です。
一日は一生の短縮版であり、一生は一日の積み重ねでしかないのだから、一日を大切に生きることが一生を大切に生きることにつながる。
酒井雄哉(天台宗の僧侶)
今日の過ごし方は、その人の一生を表してるのかもしれません。
今日から変わろう。
2つめ
本当に重要なことは、たった今この時間をどう過ごすかだ。もし、これまでの時間とのつきあい方にうんざりしているなら、その方法を変えるべきだ。
マーシャ・ウィーダー(アメリカの作家、講演家)
今から変わろう!ってことみたいです。
3つめ
時間を有効に使いたいなら、一番重要なものを理解し、それに自分の持っているものをすべて投資しなければならない。
リー・アイアコッカ(元フォード社長、元クライスラー会長)
受験勉強であれば、合格のために必要な参考書をやることに時間と自分のエネルギーを投入です。
習慣になるまで続けよう
名言をちょびっと紹介しましたが、習慣になるまで続けていきましょう。
習慣になれば、本当に楽になります。
そのためには、毎日勉強をやる流れを作って記録をとって改善し続けるのがかなりGOODです。
注意:つらい方法だと続かない
そのまんまで、つらい方法だと続きません。
楽をして勉強しまくりましょう。
人生単位で見ると、楽をするために勉強するってのもあるんですが…( ´ ▽ ` )
つらい方法は以下の通り。
- 気合いで15時間勉強を頑張ろうとする
- ずっと同じ姿勢でつらいのに机に座ってる
- 最低限のゆとりがない
受験生が1日10時間勉強するためのスケジュール
最後に具体的なスケジュールを書いて終わりたいと思います。
休日の具体例
休日であれば、以下のような感じで良いのではないかと思います。
数字は適当に自分で調整してみてください。
6:30~12:00→勉強
12:00~18:00→気を緩くして勉強(外出などもする)
18:00~22:00→リラックスタイム
ぼくは受験生から今も、朝から夕方タイプです。
仕事と勉強を含めると、朝から寝る前の1~2時間までリラックスタイムに入れないんですけども( ´ ▽ ` )
あんまり娯楽もやることがないので、1日2時間で十分と思っております。
ちなみに、勉強時間にずっと本気集中をしているかというと、それはありえません。
人間は長時間ずっとは集中できる能力を持っていないからです。
適度にボーッとしたりする小休憩をはさみながら、取り組めばOKですね。
6:30~10:00→勉強
10:00~11:00→休憩
11:00~14:00→勉強
14:00~15:00→休憩
15:00~18:00→勉強
18:00~21:00→休憩
21:00~23:00→勉強
こちらは休憩を勉強の間につっこみまくるタイプです。
ぼくは「この時間になったからやらないと!」みたいに思うのが嫌いなので、このタイプは使いません( ´ ▽ ` )
ただ、人によって合う合わないがあるはずです。
自分に合う方法(楽で勉強量が最大化できる方法)を見つけて、それを再現していきましょう。
定期的な振り返りを!
具体例も交えつつ解説させていただきました。
でも最終的には、自分なりの工夫と調整が必要になります。
そのためには、定期的な振り返りをし続けることが重要です。
そしてさらにそのためには、1日5分程度振り返る時間を作ることをすると良いと思います( ´ ▽ ` )
まとめ:勉強量を最大化できるように工夫していこう
まとめです。
- 別に10時間にこだわる必要なし
- 勉強量を最大化しよう
- 休憩しよう
- 工夫しよう
- 習慣化を目指そう
10時間勉強なんて余裕っすよ!!
それは強いです