「スタディサプリの物理ってどうなの?」
「使おうか迷ってる・・・!」
という人に向けて記事を書いてます。
スタディサプリの物理は普通におすすめできます。
独学で入門レベルからやりたい人から、上級者レベル(偏差値70超えでも)の人まで使えるサービスです。
ここで「おすすめ!おすすめよ!」とか書いていてもよくわからんと思われますので、詳しく書いていきますね。
スタディサプリ物理の内容と構成

スタディサプリ物理の内容はざっくりと3段階に分けられます。
- ①高1高2レベル(入門~基礎レベル)
- ②スタンダードレベル(大学受験基礎~偏差値60くらい)
- ③トップ&ハイレベル(偏差値60~70くらい)
入門レベルの基礎から学べて、マーチくらいまでならスタディサプリの授業とテキストだけでも十分カバーしてるような感じです!
①入門レベル(高1~高2)の内容
高1高2の物理基礎~物理の全範囲を網羅してます。
- 力学
- 波動
- 熱力学
- 電磁気
- 原子
この5単元が50講座前後にまとまってますね。


1つの講座あたり1時間くらいになってます。
15分が4つくらいの構成ですね!

高1高2の講座はガチなところの入門レベルから始まります。
特に最初はみんな力学からやると思う(やるよね!?)んですが、超基礎の段階から説明されてますね。
- 「等加速度運動の公式はこんな感じで作れるよ!」
- 「エネルギー保存則はこういう概念だよ!」
という感じで、事象⇒式、式⇒事象にしっかりと説明して変換してくれるので、最初の理解の部分でかなりつまずきにくい構成です。
物理って実は最初の導入部分、入門部分が1番難しいです。
でも、スタディサプリの高1高2の講座の授業を見てテキストで解きまくれば、スムーズに理解していけるのかなーと思います。
市販の参考書よりも実際に解き方や図示→式の部分なんかが、授業で習えるので勉強しやすいですね。
②スタンダードレベルの内容

スタディサプリ物理のスタンダードレベルは、マーチ下位~中くらいのレベルかなーという印象です。
参考書のレベルで言うと、物理のエッセンス~良問の風くらいですね。
1講座あたり4~5問なので、スタンダード講義だけで約100問くらいですね。
基礎⇒入試レベルに持っていく段階としては良い感じで、基礎レベルを学び終えたら使うのがおすすめです。
スタディサプリのスタンダードレベルが終わったら、名問の森をやれると物理はかなり良い感じになりますよー!
⇒0→偏差値70!大学受験の物理の超効率が良い勉強法とコツ3つ
③トップ&ハイレベルの内容

スタンダードレベルとは変わって、かなり大学受験の物理ダゾオ!ってレベルの講座になってきます。
レベルとしては偏差値が60~70レベルのものが多いですね。
名問の森より少しかんたんめだったり、少し難しめのものが多いです。
豚が興奮してるのは置いといて、かなり本格的な物理の入試問題標準レベルを扱われてます。
- 物理のエッセンス終わってる
- 偏差値が55以上
- 全単元が終わってる
あたりのレベルの人が使うと良いのかなーと思います。
ぼくは名問の森をやったあとに使うのをおすすめしてますね。
スタディサプリ物理のレベル

高1高2の講座が物理の入門レベル~基礎って感じで、偏差値50くらい。
スタンダードとトップ&ハイでマーチはいけそう。
名問をやりこんで、さらにスタディサプリのトップ&ハイレベルをプラスすると早慶の物理でゴリゴリ戦えるかなと思います。
ちなみに、名問の森までやればそれなりに早慶でも戦えます、、、が、少し足りなかったです。僕の場合は。
高1高2講座で入門~基礎が学べる
このサイトで度々書いてるんですが、物理が1番難しいのは基礎です。
基礎さえ身につけばなんとかなるけど、「物理が難しいヨオ物理苦手だおおお」という人は入門~基礎レベルが怪しかったりします。
実際にぼくも高3から物理を0から勉強したときに入門レベルでめちゃくちゃ止まりました。
分かりやすい参考書もあんまり販売されてなかったし、授業も超入門からやってるとこなんてなかったので・・・。
ネットでググるといつも出てくるのは東進のはじめからていねいに~(全然分かりやすくなかった)で、塾に行くと謎の難しい入試問題をやらされるという八方ふさがりっぷりでした。
激オコを通り越して、萎えてました(笑)。
スタディサプリは、基礎レベル、入門レベルから分かりやすく学べるのは素直に最強なサービスです。
高1高2講座を反復すれば、偏差値50くらいはいくのかなーと思います。
偏差値50ってしょぼく見えますが、
- 全単元が学べる
- 偏差値50超える
この2つを物理で満たすとそっからは演習パラダイス(やればやっただけ伸びまくる時期)に突入するので、あとは勉強量をこなすだけになります。
スタンダード講座でマーチ下位レベルまで
スタンダード講座のレベルはざっくりと、マーチ下位くらいまでかなーという印象です。
- 計算がわりと優しい
- 解法が入試基礎レベル
というのがスタンダード講座の特徴になりますね。
なんだかスタンダード講座微妙じゃね?っぽい文脈になってますが、入門~基礎を終えたらこの受験基礎のレベルを学習するのは重要です。
少しずつ大学受験の物理の長文っぽい問題、長ったらしい問題に慣れていく段階で使えますね。
トップ&ハイレベル講座でマーチ上位くらいまで
トップ&ハイレベルは、名前の通りかなり上位のところまで網羅してます。
計算が少しややこしい(メンドイ)かったり、解法も大学受験標準レベルの水準です。
ちなみに大学受験標準レベルは聞こえはかんたんそうですが、入試の標準レベルなのでわりと難しめです。
大学受験標準レベルの問題がスラスラこなせるようになってくると、マーチ上位から早慶レベルが見えてきます。
名問の森をやりこんだあとに、このトップ&ハイレベルをやりこめば、偏差値70はほぼきらないと思われます。
まとめ

受験生全員にスタディサプリはおすすめできるサービスですが、特に物理の入門~基礎レベルではめちゃくちゃ使えます。
全問題が授業で解説されてるので、めちゃくちゃ勉強しやすいですよー!