こんにちわ!ゆうとです。
この記事では、物理の定番参考書、良問の風と名問の森についての違いについてお伝えいたします。
ぼくも物理の偏差値を70にするまでに両方使ったので、わりと参考になると思われます。
先に表から。
良問の風 | 名問の森 | |
冊数 | 1冊 | 2冊に分かれてる |
難易度 | 大学受験基礎レベル | 大学受験標準レベル |
到達偏差値 | 偏差値55~60 | 偏差値70~75 |
おすすめ偏差値 | 偏差値45~55 | 偏差値55~70 |
※偏差値は王手予備校模試目安
良問の風と名問の森の難易度の違い
良問の風は大学受験基礎レベル
まず参考画像から!
問題!
問題と解答冊子は別!
解説!
わりと丁寧めな解説!
同系列の物理のエッセンスの問題が文章問題になっているようなレベルです。
「マーチは良問で十分だ!」と、よく言われますが、地味に足りないかなぁ・・・という印象を持ちます。(ぼくは現役時に良問がわりとできましたがマーチ全落ちで物理もけっこうきつかったです)
マーチくらいのレベルの大学を目指す人は、物理の基礎固めが終わったら良問をやりこんで、そのあとにちょびっと演習量がほしいところですね。
80~90%程度定着すると、偏差値50後半くらいはいけます。
名問の森は大学受験標準レベル
こちらも画像から!
問題と解説!
良問の風に比べると、一気に難しい(受験レベル)になります。
良問の風と難易度の差が激しいので、初見だと80~90%程度解いていけないんですけど、定番の解法やらパターンを理解して覚えていくと、物理マッチョになれる参考書。
数学でいう青チャートの例題みたいなイメージで、大学受験定番パターンを網羅できます。
自宅浪人した時にぼくもかなりやりこんで、物理を得意科目(偏差値で68か70か忘れたけどそれくらい)にできました。
マーチの一部チョイ難しい物理の問題を出題するところ以外では、試験中に寝れるようにがちでなります。
どっちがおすすめ?
良問の風がおすすめの人
- 物理の全部の単元が終わってる
- 物理の偏差値が45~50前後
- 物理のエッセンスが終わってる(終わってなくても実力があればOK)
物理の基礎レベルの問題ができてて、受験基礎レベルに到達させたい!って人が使うのがおすすめですね!
名問の森の前にやるのもOK
ちなみに、物理のエッセンス⇒名問にいきなりいくのは無理じゃないけど、ちょいキツイかもです。
難易度が高い参考書をやれば効率良く勉強ができるわけじゃないので、しっかり自分の学力と相談したいところです。
名問の森がおすすめの人
- 物理が全単元終わってる
- 物理の偏差値55前後
- 偏差値60以上の大学を目指してる
すでに物理の基礎ができていて、河合模試とかで偏差値55くらいでていれば、名問の森の解説を理解して勉強していけると思います。
偏差値55くらいと全部の単元が終わって、ちょびっと演習をつんでからじゃないと、普通に効率悪いので、物理の基礎レベルができてから使うのがベターです。
マーチの上のほう~早慶以上を目指す人におすすめできます。
どっちもおすすめじゃない人
- 物理の偏差値20~45くらい
- 全単元終わってない
- 物理が苦手なんだが?
※偏差値70以上の人は除きます。
既に出来る人は自分で考えてゆけぇ~!
「物理まだ全単元終わってないし、おれっち苦手だよ!」
なんて方に関しては、以下の4つのどれかがおすすめです。分かりやすいです。
- 物理のエッセンス
- スタディサプリ物理
- 漆原晃の物理基礎・物理が面白いほど分かる本
- 宇宙一わかりやすい高校物理 力学・波動
これらのどれか1個と、人に質問できる環境を作れば、理解して再現する作業ゲームとなります。
まとめ
大学受験物理の全範囲が終わっている前提で、どちらかを使っていくといいと思います!
良問の風:受験基礎レベル,偏差値50前後の人におすすめ
名問の森:受験標準レベル,偏差値50後半以上の人におすすめ