こんにちわ〜ゆうとです。
物理を独学で攻略するためのコツについてお伝えします。
- 物理は基礎レベルが1番難しいことを知る(基礎さえできれば、独学は余裕)
- まずやるべきことは全単元の基礎レベルを終えること
- 基礎レベルは「解き方」と「考え方」を真似ていくだけでOK
- 基礎ができたらあとは定番問題を理解して再現していくだけ
- 解説が丁寧な参考書を使うほうが楽
物理は基礎レベルが1番難しいと知る
どこが難関ポイントか知っておくことで、挫折しにくくなります。
イメージ図
物理の難易度イメージはこんな感じです。
ぼくの体感ではありますが、ほとんどの人でこうなるかと思います。
難しいのは、入門〜基礎レベルだけです。
入門〜基礎レベルだけ難しいと予想して勉強する
挫折ポイントや難しいポイントをあらかじめ意識しておきましょう。
現実を把握しておくことで、変に落ち込むこともなくなります。
「物理を独学でやるぞ!」
「難しい…才能ないのかな…」
「物理を独学でやるぞ!」
「最初はどうせ苦戦するでしょ〜OK」
「確かに難しいけど、苦戦するのは今だけOKOK」
「気にせずやってこ〜」
なんの勉強でも共通しますが、苦戦するのは本当に最初の部分だけです。
慣れてくると、物理は楽になる
ぼくもそうだったんですが、物理は慣れてくると楽になります。
と、大体の人が言います。
最初のうちは、力学の図示や電流の流れ方やらやらを理解するのに苦戦するのが定番です。
しかし、ルールの部分(定番解法)を抑えられてくると、もうあとはやるだけの状態になります。
- 解説を読む
- 理解した
- 再現してみよう
- できた
- 反復しよう
慣れてきたら物理も作業ゲーに
物理も数学と同じです。
慣れてくると、定番解法を解説読んで理解して再現して反復する作業ゲーになってきます。
ただ、偏差値70超えてきたあたりから、少しずつ深く考えることも重要になってくることを知っておくとよいかもです。
その時は、以下のことを意識すればOKです。
- 1問あたり5~10分程度考えてから解説を読む
- 問題文を正しく理解する
- 図をたくさん描いて考えてみる
- 落ち着いて1つ1つのプロセスを考えてみる
- 1問あたりに時間を多く使う
物理を独学で攻略する流れ
全単元の基礎レベルを理解することに集中
まずは、全単元を理解度60%くらいで終えましょう。
もちろん、ある程度の反復(復習)は忘れずに。
ジワジワと難易度の高い問題ができるようになればOKです。
具体的には、以下のようなイメージで取り組むのがおすすめです。
スタディサプリだけで入門〜基礎を習って習得
スタディサプリで習って演習してから、物理のエッセンスでその単元を2周程度
目標は、とりあえず物理の全単元を習い終えることがおすすめです。
物理は力学が基礎となってどの単元も関連があります。
なので、1単元を一気に受験レベルに持っていくよりも、ジワジワと全単元を受験レベルに持っていくことがおすすめです。
基礎レベルの「解き方」「考え方」は真似るほうが効率が良い
効率を優先しよう
「物理を独学で攻略!」というテーマの記事なのですが、勉強において効率を上げて(分かりやすい方法で)取り組むことは重要です。
参考書で理解できずに苦しんで勉強する→時間もかかるし、しかもつらい
分かりやすい方法で勉強する→時間も短くなるし、しかも楽
具体的には、映像授業を使えばOKです。
入門レベルは参考書よりもほとんどの人が学んでいきやすいと思います。
理想:人に質問できる環境も用意する
独学という表現からズレますが、できれば人に質問ができる環境を用意することをおすすめします。
理由はシンプルで、勉強を進めやすくなるからです。
もちろん、映像授業サービスなどを利用していて問題なければ不要です。
8~9割くらい理解して進めていけるなら、独学でも問題ありません。
ですが、以下のような項目に当てはまるなら質問できたほうがいいと思います。
- 映像授業サービスを利用しても理解できなくて勉強が止まっちゃう
- 映像授業を見ても全く意味分からない
塾で1コマ取って、質問できる環境を整えればOKです。
全単元終わったらひたすら独学ゲー
入門〜基礎レベルが頭に入ってきたら、そこからはひたすら独学ゲームです。
- 問題を解こうとする
- 解けても解けなくても解説を熟読する
- 解けなかったら再現する
- 解けたら反復する
- 徐々に難しい問題も時間をかけて考えてみる
基本、どの科目でも最終的には独学になります。
そのためにはしっかりと土台となる部分を教わっていくことが重要です。
分かりやすい参考書を使おう
物理に限らず、理解しやすい参考書を使っていきましょう。
解説がシンプルなものよりも、丁寧な参考書がおすすめです。
特に独学で進めていく場合には、解説が簡素だとかなり苦労します。(独学じゃなくても丁寧なほうがいい)
- 数式の行間が書かれている
- 解法のコツが書かれている
以下の記事にも書いていますが、いくつか独学向きの物理の参考書をご紹介いたします。
入門〜基礎レベル
- 宇宙一分かりやすい物理
- 漆原晃の面白いほど分かる物理
- スタディサプリ物理(高1・高2物理講座)
①と②の参考書の場合は、人に質問ができる環境を用意することが必要です。
独学だとおそらく理解していけません。
3つ挙げましたが、入門レベルはスタディサプリがおすすめできます。
映像授業で学んでいけるので、理解しやすいです。
補足:教科書はおすすめできない
高校物理の教科書でも勉強できなくはないですが、あまりおすすめしません。
カラフルな図があるので現象はイメージしやすいんですけど、解説が丁寧ではないからです。
受験基礎レベル
- 物理のエッセンス
ひたすら神な物理の参考書(問題集)。
偏差値60超えてきた時に、物理のエッセンスに書いてあることの素晴らしさや問題の素晴らしさに感動しますTT
入門ができてから、おすすめ。
受験基礎レベルのチョイ上
- 良問の風
- 大学受験Doシリーズ物理
現役時にぼくが大学受験で失敗した時に、Doシリーズはやりましたが・・・。
受験基礎レベルのちょい上に関しては、良問の風のほうがおすすめできます。
受験標準レベル
- 名問の森
ひたすら名問の森は推しておきます。
受験基礎ができてから名問をやると、物理に目覚めます。
その他
細かい事項もピックアップしておきました。
物理の独学が難しい理由
- ルールの部分を理解するのに苦戦するため
- 考え方に最初は慣れないため
- 図示の重要性とやり方が不明ため
- 数学的な知識が若干必要なため
やり方を習って真似ていけば、問題なしです。
物理は教わるべきか問題
以下2つのどちらかを使ってみて、自分の様子を観察して決めるのがおすすめです。
- スタディサプリ
- 漆原先生の物理が面白いほどわかる本
ぼくは漆原先生の面白いほどわかる物理を独学で取り組みましたが、普通に無理でした( ´ ▽ ` )
塾での質問を利用しまくりました。
今はスタディサプリを使うと、独学でもいける可能性はやや高めかと思います。
授業受けてるのと変わらないですし、詳細部分も解説されているためです。
まとめ
- 物理は基礎レベルが1番難しいことを知る(基礎さえできれば、独学は余裕)
- まずやるべきことは全単元の基礎レベルを終えること
- 基礎レベルは「解き方」と「考え方」を真似ていくだけでOK
- 基礎ができたらあとは定番問題を理解して再現していくだけ
- 解説が丁寧な参考書を使うほうが楽
物理は最初だけ苦戦するので、そこを意識的に乗り越えていきましょう。
そうすれば、良い世界が待ってます( ´ ▽ ` )