こんにちわ~ゆうとです。
重要問題集と名問の森の両方を使ったので、使った経験をもとに比較をしてゆきます。
最初に比較表から。
重要問題集 | 名問の森 | |
冊数 | 1冊 | 2冊に分かれてる |
難易度 | 受験基礎~標準 | 受験標準 |
到達偏差値 | 偏差値70前後 | 偏差値70以上 |
おすすめ偏差値 | 偏差値50以上 | 偏差値55以上 |
解説の丁寧さ | 普通 | 丁寧 |
※偏差値は王手予備校模試目安
重要問題集と名問の森の難易度の違い
重要問題集:受験基礎~受験標準レベル
重要問題集は、A,B,C問題で難易度が別れて構成されております。
A問題:受験基礎
B問題:受験標準レベル
C問題:受験やや応用レベル
A問題はやや簡単めで、B問題は名問の森と同じくらいの難易度です。
問題数はA問題が多くて、B、Cと少なくなります。
名問の森:受験基礎~受験標準レベル
名問の森は、受験定番の物理の解法を学べる参考書です。
偏差値55くらいあって、全単元終わっていても、最初は8~9割程度自力で解いていけません。
でも、解説をしっかりと読んで理解して再現できるようになってくると、難関大学の受験物理の問題もゴリゴリ解いていけるようになります。
重要問題集と名問の森の解説の丁寧さの違い
重要問題集:アッサリめ
もうそのまんまで、アッサリめです。
この記事を読んでいる方はほぼ理系だと思うので、青チャートを例にだすと、あんな感じの解説になっております。
丁寧すぎず、かと言って、全く解説がないわけではなく、アッサリシンプルめ。
問題演習に向いているイメージです。
受験物理の定番解法が頭に入ってない場合、受験標準レベルの問題(B問題以降)は、少し理解しにくいかなぁ~という印象です。
名問の森:丁寧!
文句なしに丁寧な解説です。
しっかりと行間や解法について解説がある感じで、本質から理解できます。そう、本質から。
- 物理のエッセンス
- 良問の森
- その他なんか
などなどで、受験物理の基礎レベルが頭に入っている状態で、名問の森の解説を理解して真似て反復していくと、新たなる物理の世界が見えてきますw
物理の基礎ができていない状態で勉強していくのは無理ゲーですが、そこそこ基礎ができていれば(王手予備校の模試で偏差値55くらいあれば)、自分で解説を読んで理解して解いていけます。
ぼくも自宅浪人した時は、誰にも質問できなかったので、解説をじっくり読んで、物理のエッセンスをちょこちょこ参照してやりこんでいきました。
どっちがおすすめ?
両方かなりがっつりめにやってみた経験から語ってゆきま~~す。
ぶっちゃけ、重要問題集は最初からできる問題はできて、できない問題はあんま理解できず、やらなくても良かったかなぁ・・・と今になって思います。
重要問題集がおすすめの人
- 既に物理の偏差値が60くらいある
- 物理の全単元基礎レベルはやり終えた
- 演習量を増やしたい
- 人に質問できるから解説はあっさりめでOK
個人的には、重要問題集やるなら名問でいいかなぁ~とアンチ重問者ですw
ただもちろん、重要問題集をしっかりとやりこめば普通に伸びるので、重要問題集を愛してる(愛したい)人は、重要問題集でOK!
名問の森がおすすめの人
- 物理の偏差値が55くらいある
- 物理の全単元基礎レベルはやり終えた
- マーチの上のほう~早慶や国公立を狙っていきたい
- 解説は丁寧めがいい
ぶっちゃけ、名問の森をぼくは推しますw
森へ入ってゆきましょう。
出てくる頃には物理が覚醒してます。
まとめ
重要問題集:受験基礎~標準レベル,解説アッサリめ
名問の森:受験標準レベル,解説丁寧め