「英文解釈って必要なの?」
「解釈はやったほうがいいの?」
といった疑問にお答えする記事です。
結論から書きますと〜、マーチ以上のレベルの大学を目指す人は、英文解釈の勉強をしたほうが良い場合が多いです。
この記事では、
「具体的になんで英文解釈が必要なのか」
「逆にいらない場合ってあるのか?」
といったことについて書いていきたいと思います。
大体の場合は自然にできないから、やっておくといいっすよぉ~
- 英文解釈が必要な理由→英文が正しく読めるから
- 英文解釈がいらない場合→既に英文法の勉強とかで身についている場合(既に実力がある人向け)
英文解釈の勉強が必要な理由
(画像は名詞構文ってやつ)
英文解釈が必要な理由は単純で、『英文が正しく読めるようになるから』です。
大学受験の英語は中学の英語と違って、英単語をそのまんまつなぎ合わせてノリで読むには限界があります。
関係代名詞だの、
不定詞だの、
分詞構文だの、
文の要素やら修飾語がめちゃくちゃ増えて1文が長くなるんで、ノリじゃ読めなくなるんですよね〜。
単語だけで和訳できない場合に必要になるのが、英文解釈(英文法がさらに基礎)です。
例えば、よく言ったり書いたりしてるんですけど、これ和訳してみてください。
I gave a dog you.
余裕やんけ!!!
・・・?
・・・?
「私はあなたに犬を与えたやで。」、なんて和訳しちゃうとアカンです。
英文解釈ができていると、上の文がSVO1O2と0.00001秒で分かります。
SVO1O2は「O1にO2を与える」という意味になるので、「私は犬にあなたを与えた」って意味が文法的には正解になります。
こういったかんたんな例でも分かるように、英文を正しく読む知識というのは日本人なら尚更必要です。
ノリで読んじゃうからです。
- 読むルールを学ぶ
- 練習する
という手順で勉強することで、英文は正しく読めるようになっていきます。
英文解釈ができないと、そもそも長文の中の1文を理解できなくて、結果的に長文全体の意味もあんま理解できないっていう。
英文解釈は「できると神る」ってよりかは、「できないと足を引っ張る」って感じです。
英文解釈はわりと大事なんですよぉ〜。
難関大学を受験するなら尚更必須
ちょっともう少し、解釈推しを。
難関大学を受験する場合は、英文の1文がとにかく長く、修飾語も多いです。
長い文章の場合、
- 関係詞
- 分詞構文
- 同格のthat先輩
- 分詞・不定詞
などといった、そこらへんの英文解釈をする知識が必要になります。
英文解釈知識がないと、「うーん、なんでここにthat先生がいるのかな?ま、いいか、ノリでしか読めんw」といったことになりがちです。
英文解釈の勉強がいらない場合
次に英文解釈の勉強がいらない人についてなのですが、
- 英語の偏差値70くらい既に王手予備校の模試ででている
- 英語の偏差値60以上あって既に文章の構造とか理解できる
といった人に関しては、既に解釈の基礎ができていると思いますので、英文解釈の勉強は必要ないと思います。
ちなみに英文解釈は英文法の勉強をしっかりと着実にできている場合、自然にそれが英文解釈の勉強になっていることが多いです。
既に英文の構造(文の要素が判断できたり、形容詞がどこにかかっているかわかっていたり、関係詞がどこからどこまで単語にかかっていたり)が理解できていれば解釈の勉強はあんましなくていいと思います。
意識的に英文解釈の勉強はしなくてよいかも〜です
まとめ
「英文解釈ができると1文が読めるようになって長文も得意になってくるよー」
「既に偏差値がすごい出てる人は別に特別やんなくていいよー」
といった2行の内容でした〜。
関係詞がどこからどこまで、この名詞にかかってる!とか、そういうことが分かってくれば長文も読みやすくなります。
人それぞれなところもあるので、自分には必要か吟味してみると良いかと思います!