「効率良く覚えるには?」ってことについてまとめていきたいと思います。
超底辺から早稲田に入るまで受験勉強をしてみて感じたのが、なんだかんだで受験は暗記ゲーだなってことです。
正直、暗記さえできれば大学受験の勉強はかなりイージーになります。
もちろん理屈を抑える理解という部分も重要ではありますけども・・・!
大学受験の勉強は
- 理解する
- 暗記する
極論言っちゃえば、この2つだけの作業ゲームです。
というわけでこの記事では、いろいろ試して分かった効率の良い暗記方法について紹介していきます。
一概に「これが絶対に良い!」とは言えないので、それぞれのメリットデメリットを踏まえつつ、1番覚えやすい(かもしれない)方法についてお伝えしたいと思います!
【始めに】ぶっちゃけなんでもよい【結論】
- ノートに書きまくるとか頭わいてる
- 音読こそ至高
- 心の中で読むことが最強
などなど、世の中にはあほほど暗記テクニックみたいなものがあったりします。
さらにその暗記方法を調査結果をベースに「これこそイイノデス^v^」みたいな人もいたり。。。
でまあ、確かに、確かに!
全く何も考えないでノートに書きまくってる人とかは、個人的にも無駄なのかなぁ・・・と思っちゃいますし、伸びが悪いような気もします。
暗記は思い出せることや、無意識的に反射的に覚えた事柄をアウトプットできることがゴールだからです。
暗記のお勉強は思い出せることを目的として、音読したりその他の手段で覚えていくというのが本質ということを忘れてはいけません。
とは言っても、なんでもOK
個人的に1番無駄ジャネ?と思うのが、「どの方法論がいいのか」ということに迷いすぎてしまうことです。
絶対的な勉強法なんてものは存在しませんし、その絶対的っぽい方法論は自分で見つけていかないといつまでもフラフラしてしまいます。
「あー、勉強法ってなにがイインダロナー」
「Aが至高デス!!!!!!」
「フゴオオオオオオオオオオオオオオ」
みたいな。
自分も受験生の頃に学力が伸びなかった時期は、そういった方法論というものに謎の哲学とこだわり(あと妄信)を持っていました。
でもぶっちゃけ、学力が伸びるなら、なんでもいいんです。
「あれがいいのかなー、これがいいのかなー」とフラフラして、時間とメンタルを消耗してしまうことのほうがもったいない!
ぼくも偏差値48~55くらいで止まってる時から、偏差値67程度まで伸ばせたときは、ある程度こんな感じでOKという手法を確立して淡々とやっておりました。
⇒【自宅浪人】ぼくが偏差値48⇒70にするまでにやった勉強方法
自分なりの暗記テンプレ方法をご紹介
あくまでこれはぼくが受験生だった頃に使っていた方法ですが、紹介します。
(みんなにアテはまるとは限りませんので、ご参考程度に。)
以下3つです。
- アウトプットベースの暗記をする
- 基本的には音読する
- 飽きたら書いて音読する
アウトプットベースの暗記
要は、思い出すことをゴールとして暗記していきます。
英単語なら赤シートですぐに、一瞬で意味を言えて、かつ複数の意味も言える、みたいな。
「なんとなーく覚えてるかも!」
「なんとなーく知ってるかも!」
「なんとなーく見たことあるかも!」
といった程度の知識では、特に難関大学を受験する場合はアカンです。
っていうか、全く歯が立ちません。
とにかく無意識レベルで出てくるまで暗記というよりかは、練習したほうがよいでしょう。
ただまあこれが意外としんどいので、ここはまあ、、、勉強量(メンタル)的な話になりますね。
あと、理系科目系に関してもアウトプットベースでやったほうがよいですね。
大学受験の理系の勉強も理解したら反復して暗記するゲームです。
とにかく、アウトプットできるかを意識しまくりんぐ。
目的:アウトプットできること
手段:インプット
デス。
基本的には音読をベースで暗記する
文字のまんまで、音読を基本に暗記活動に励むといいでしょう。
英語の場合はあくまで英文法やらの構造を理解してることが前提ではありますが、例文なんかを音読すると並び替えとかも得意になったりします。
飽きたら書く
意外と書くのって楽しいというか、まぁ書きすぎてると飽きますが、たまには書くのも良いと思います。
書くのは無駄だのなんだのといろいろ言われることもありますけど、別にそこで差がつくわけじゃないです。
効率中毒者になって手を止まってしまうくらいならとりあえず1つでも覚えたほうがよいですね。
いろいろ工夫して、あくまで『覚える』という本質を忘れずにやれるのがGOODです。
超NG:暗記カード作りとか
- 暗記ノート
- 暗記カード
とかその手の小手先っぽい、覚えることではなくて『作ること』で満足してしまうことはしないほうがいいです。
もちろんなかには「作ってから覚えればOKナノデス!」という人もいると思いますが、99%の人は作って満足します。これ、まぢ。ぢ。まぢ。
自分もたぶん、何度作ったか分からないほど作りましたが、無駄でしたね。
「図工の時間じゃねーんだぞ??」と本気で昔の自分をぶっ飛ばしたいです。ちょっと暴力的ですね。
で、その手の工作作業をしても、結局覚えるまで反復しないんですよね。。。
どうしても覚えたいものや暗記事項とかは、普段使っている単語帳とかのすみっこに書いておけばOK。
定番ではあるけど、やるべきことを淡々とこなせるのが大事
大学受験の場合は、暗記もそうですが、淡々と毎日やることのほうが重要度が高いです。
暗記する方法を工夫するというよりかは、いかに毎日クッソつまらん暗記作業を継続するのか、その作業の質を磨いていくのかが重要かなーなんて思います。
まあそれがムズイわけで、その部分が実力となって偏差値ででてきます。
暗記方法のメリットデメリットをご紹介
サラーッとこの方法はこんなメリットがあるよー。
こっちはこんなメリットダヨーてきなことを紹介。
『読む&音読して覚える』のメリット&デメリット
まずは暗記でもっとも効率が良い!と言われている、読むことや音読することについてです。
反復回数を書くよりも増やせるので、読んだり音読するのは効率が良いのかなぁ〜とわしも思います。
読む&音読のメリット
ただ読むだけ、音読するだけ、といった方法のメリットはざっくりと以下のような感じになります。
- 早い
- 楽
- 反復回数を増やせる
読むこと&音読することで暗記する最大のメリットは、反復回数を増やせることです。
人間の記憶ってあーだこーだ言っても、やっぱり反復することが1番記憶を強化できると思います。
正確には思い出すための反復、みたいなやつですね。
ちなみに余談ではありますが、ぼくは受験生時代に勉強オタクでしたので、
- 暗記の効率の良い方法
- 最も覚えやすい方法
といったほぼ無意味なことを調べつくしてきました。
いろんな本も読みましたし、いろんなウェブ情報もむさぼりました。
関連付けが良いだの、何日後に復習するのが良いだの、細かいことはいろいろ書かれてました。
が!
やっぱり最終的には『反復』に尽きます。(と思ってます。)
あとは反復せずに楽にかんたんに覚えられる方法があったら、今頃みんな暗記マスターなので、反復こそ正義だと妄信しています。
1回見て覚えられれば最高なんですけどね。
読む&音読のデメリット
読んだり音読するだけの1番のデメリットは『スペルや漢字は覚えにくい』ってことですね。
とは言っても、英語のスペルとかは読むだけでもなんだかんだで覚えられます。
どうしても書かないといけないものだけ書いて覚えればいいのかなーなんて思います。
書きながら音読でOK
【補足】書かないと覚えられません!!について
ぼくも勉強がガチでできなかった受験生の頃(偏差値30〜40時代)そうだったんですけど、勉強が苦手な人に共通するのが「書かないと覚えられません!!!」っていう思い込みです。
結論を普通に書くと、
- 読むだけ
- 音読するだけ
といった方法でも全然覚えられますし、むしろ全部書くよりも良いと思ってます。
例えば、仲の良い友達の名前とかって別に書かなくても覚えますよね。
むしろ書かないと忘れちゃうんだったら怖いですわな。
それと同じで反復すること、正確には思い出す練習をすることで、書かなくても覚えられるぞ!っていう!
どんな方法でも、十分な反復回数があれば覚えます。
あーあとは、アウトプットベースで思い出すこともお忘れなく。
『書いて覚える』のメリット&デメリット
次に「書いて覚える」についてです。
「書くのは遅い!無駄!」てきなことも言われますが、一概にそうとも言えません。
書いて覚えるのメリット
- 手の感覚で覚えられる
- 楽しい(!?)
- 細かいところまで覚えられる(かも)
書いて覚えるメリットとしては、なんか楽しい(笑w)ってことが1番にあげられると思います。
ちなみに書くことってかなり脳を刺激する行動らしいので、脳科学的にも『書く』という動作は非常に良いらしいです。
記憶力も高まるとかうんたらかんたら。
「書きながら音読してたよ!」みたいな人は難関大学に入った人とかに多いですね。
早稲田の同期の女の子が「わ、私書きながら声にだしてたっ!!><><」とか言ってて萌えました。
冷静に考えてみると、勉強できる女子ってイイネ!
GOOD!GOODダヨォ!
書いて覚えるのデメリット
書いて覚える最大のデメリットは
- 書くだけの作業に没頭しがち
- 時間がかかる
といったところでしょうか。
強いて言うなら、ただただ英単語を塾とかで無言で書き続けるのは、効率が悪いとしつこいですがぼくは思います。
音読しながらは良いと思いますが、無言で書いてるとただの作業になりがちだからですね。
あと、「書くことは無駄だ!遅い!!」みたいなことはよく言われますが、正しくは『無思考にただ書くことは無駄だ!』だと思います。
そもそも書いて暗記するから学力が伸びないってことは100%ありません。
「書いてる」からではなくて、「何も考えずにただ書いてる」から覚えられないわけですね。
一概に書くことが悪とは言えません。
それに書いて覚えてるだけで時間が足りないなら、そもそも根本的にやばいです。
書くから覚えられないんじゃなくて、覚えようとして書いてないから覚えられないんです。
まとめ:覚える方法にはこだわらなくてOK
はい、まとめです!
ぶっちゃけ覚える方法にこだわる必要はありません。
音読しても良いし、しなくても良い。
ただ、最後に1つだけ暗記の超大事なことを書いておくと、『思い出す練習』は意図的にやりましょう。
『思い出す練習』をやるかやらないかで学力の伸び方、暗記の定着度は劇的に変わります。
「今日はなにやったっけな?」
「あー今日は英文法の不定詞をやったなぁ」
「どういうのだったっけな?」
「確か、形容詞用法は前の名詞が抽象名でゴニョゴニョ・・・」
といったように、単語でも熟語でも文法でも数学でも物理でもなんでもかんでも、思い出す練習を意図的にやるとよいです。
思い出す練習をすることで、記憶に残りますし、思い出せないならその時に復習することで記憶に定着しやすくなります。
お風呂入りながらとか、よき。
ってわけで、以上になりますね!
ぶっちゃけ大学受験は文系理系どっちもクソ暗記ゲーですが、やっぱ魔法のように覚えられる方法は存在しねえです。
- 気合
- 根性
- 忍耐
とかいう言葉はチョイ微妙なんですけど、ほんとに日々淡々とやることのが大事カナーというところ。
ぼくも今でこそ「暗記は音読しまくればいいよ~がっはっは」てきなことをバカの1つ覚えのごとく連呼してますが、当時は発狂しながら音読してました。
「ヤベエ、、、2浪したら成人式いけねぇ・・・ていうかまじでやべえ・・・」
「アアアア、ワセダアアアアアアアアアアア↑↑アーッッ!!!↑」
という感じに頭おかしい人でした。今もおかしいですけど。
暗記を作業ゲーにできると、大学受験はめっちゃ楽になります。
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