「大学の学部ってどう決めるのがいいんだろう?」
「学部の選び方がわからん」
という高校生向けの記事でございます。
学部選びに関してちゃっちゃと結論から書きますと、
- 場所(立地)
- 入りやすいのか
といった2点が重要だと個人的には思います。
ミスらないための大学の学部の選び方
一般的なところから、実際に大学通ってるぼくの意見も交えつつ解説をしまーす。
①場所(立地)
なんだかんだ言っても学部選びでトップレベルに重要なのが、キャンパスの場所です。
理系にかなり多いんですけど、文系学部は都心のキャンパスなのに、理系は神奈川だったりと謎に場所が「おもてたんとちがう」は結構あります。
ただ、場所に関してはどこの大学の学部もカリキュラムっぽいものがネットで見れるので、そこだけはチェックをを。
遠いと、本当にそれだけで通うのがつらくなります。
②学部の偏差値
大学の中でも学部によって偏差値がかなり違います。
ぼくなんかはチンパンジー以下の脳ですが、早稲田に入れたのは偏差値が低い人間科学部を受験したからです。
もちろん、
- 偏差値が高い学部狙い
- 大学のブランド名狙いで偏差値が低い学部狙い
どちらも良いのですが、学部の難易度(入りやすさ)もある程度は意識したほうがよいですね。
③授業への興味や関心
大学に入ったら終わり感がすごいのが大学受験の特徴ではありますが、むしろ入ってから3~4年ほどは通うことになるので、学ぶ内容は意外と重要です。
もちろんそこまで興味がないジャンルでも問題はないんですけど、
- ガチで!
- めっちゃ!
- 本当に!
興味がない分野を履修することになる学部に入ると、おそらく本当にしんどいです。
しんどいというか、学ぶ意味みたいなことについて考え始めてしまうので、中退したくなることもありえます。
学費も時間も無に帰しますね。
例えば、ぼくなんかは
- 統計学
- 心理学
- 脳科学
あたりはちょびっと興味関心がなくはないので普通に「課題出せ!!やれ!学生は学ぶのが本分だ!!!」とか言われてもなんら何も思わないんですが、もしこれが法律とか政治とかだったら死にます。
ぼくの場合に限らず、大学の授業内容にちょびっとでも興味があるかないかというのは、非常に重要です。
補足:楽単(ラクタン)が多いのかみたいな
ラクタンとは楽に単位が取れるかってゆー、略です。
大学に入ると、
「この授業はラクタンだぜ!」
「この授業はドハマリだ!」
なんて情報がなんかしらを通して拡散されます。
これが学部によって、単位を取るのが難しい授業ばかりであったり、逆に超簡単な授業ばかりであったりとかなり差があるのが大学です。
授業を担当する先生の性格に大分左右されることもありますが、学部全体の傾向としてあります。
個人的には、『学ぶ意味とは』みたいなガッツリ語りだすやつはシンプルにうぜえといつも思いますね。(逆に勉強すればそういう授業は楽なのである意味では楽)
④学部によって取得できる資格など
「資格は意味がない」なんて言われることも多い現代ではありますが、なんだかんだ言っても資格取得をして、安定的に雇用されたい人も一定数いるはずです。
教員免許やらそういった資格に関しては、大学の学部によって取得できる資格が違います。
もし資格の取得を将来のキャリア(仕事)を見据えて取得したいのであれば、学部のカリキュラムで取得可能な資格に関しても事前に調べるほうがよいですね。
⑤男女比
大学選びに限っては男女比はそこまで意識する必要はないんですが、学部という部分に焦点を当ててみると、男女比は意外とモチベーションに強く左右することもあります。
されないこともある。
例えば、理系学部であれば、男女比が、
男:9
女:1
なんてことがわりと普通にあります。
女の子だったら男ばっかで嫌でしょうし、男だったら女の子少なくて「も、モチベがっ・・・!!」なんてことが発生する可能性も否めませんね。
ただまあ、一般的に大学生は
- サークル
- 合コン
- 飲み
なんかの度々発生するイベントで男女の知り合う場は『自分から行動すれば』あります。
そう、自分から行動しないとまじで出会いがないのが大学生という属性ですね。
人によって意識するところは違うハズ
「女子が多い学部こそが最高だ!」
「資格を取得できる学部こそ至高だ!」
「いいえ、大学名が全てです!」
などなど、人それぞれ学部選びにしても意識すべきところは違うと思います。
ぼくなんかは高校生の頃に大学名こそ全てダ!!とひたすら思っていましたので、学部は気にしてませんでした。
今思うと、理工と教育(理)に落ちて早稲田の人科にしか入れなかった負け男ですけど、逆にラッキーだったとも思えます。
単位取るの楽ですし、しかも勉強する内容も苦痛じゃない・・・!いえい!
といったように、自分が重要だと感じるポイントから逆算して、学部を選ぶとよいですね。
何を重視して選ぶかというのは、人それぞれ違っていいものです。
学部選びの際の注意点
ちょっと最後に補足事項としてササッと学部選びで失敗しないための注意点も書いておきます。
まず転部はかなりきつい
大学に寄りますが、転部に関してはかなり狭き門なのと、勉強をし直す手間もかかって非常におすすめできません。非常に。
ぼくの通ってるのは所沢キャンパスなんですけど、入った当時は田舎が嫌すぎて「転部しようかな・・・」とか思いましたが、調べて5秒で諦めました。
狭き門すぎるぜ?ってゆー。
大学に入ってからわざわざ転部のための準備するは、時間的なコスト非常にかかりますのでおすすめできません。
なので、あらかじめ最初から「この学部ならまあいけるんじゃね?」と思うところをしぼって受験するとよいでしょう。
場所が悪いと詰む
選び方のところでもでてきた、立地です。
- 2年生は神奈川に飛ばされる
- 3年生は北海道に飛ばされる
などなど、大学によってさまざまな鬼畜プレイが行われることが多々あります。
そのせいで片道2時間になったりと、そういった過酷な状況になると大学を辞めたくなるリスクが非常に高まりますので、ご注意くださいませ。
授業への興味関心
『偏差値が高いところこそ至高』なのが受験生アルアルなのですし、ぼくもそうでした。
でも今思うと、本当に本当に本当に、学部に入ってからの生きやすさという点で、学部で学ぶことになる授業内容がダイジです。
本当に嫌だとドロップアウトすることが避けられません。
まとめ
学部選び関してごちゃごちゃと書きましたが、絶対にはずせないのは、
- 場所
- 授業の内容
という2つだと思います。
この2つがはずれちゃうと、たぶん辞めたくなりますし、辞めるとまあいろいろともったいないはずです。
大学について調べるのは時間と手間がかかるので面倒ではありますが、4年間通うことになるのであれば、調べる手間は惜しまないほうがよいですね。
資料請求するなりしてみて調べておくのを推奨します。
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