こんにちわ~ゆうとです。
自宅浪人時に偏差値が48→70と伸びていったときに取り組んだことについて書いておきました。
主に3つの内容です。
- 勉強法
- 勉強量
- メンタル系
取り組んだ参考書うんぬんよりも、生活スタイルや考え方の部分を参考にしてもらうと良いと思います。
「ああ、このくらいでこれくらい伸びるのか」という目安です。
逆に言えば、「これくらいやらないとか・・・」と思うかもですが、現実を知ったうえで取り組むほうがよく伸びます。
科目別に到達した偏差値
一応書いておくと最終的には早稲田の人科に放り投げられました。
たまにバカにされます。いつもありがとうございます。
理系の陰キャラメガネでしたので、文系の人は英語だけ参考にしていただければ・・・!
英語
河合記述でMAX偏差値64程度でした。
最後まで英語の長文が苦手だったんですけど、今振り返ると単純に「勉強量」が不足していたと思うばかりです。
理系科目ばっかり勉強してました。
数学
河合記述と代ゼミの早稲田プレで偏差値70こえました。
実力つきまくったかと思いきや、早慶の理工の数学はまじで解けなくて、試験中寝てました。
物理
最高偏差値は河合記述で68でした。
でも、偏差値以上に実力があったっぽいです。
本番では早稲田の理工以外は7割~満点取れました。
早稲田の理工の物理は意味不明すぎて寝てました。
尚、明治の物理を試験時間残り20分前くらいに解き終わり、高みの見物を経験できました。
化学
偏差値60を偶然取れてからの、本当の実力、偏差値48くらいをだして終了しました。
上智の理工(TEAP式)がなぜか4科目受験のやつで、必死にベンゼンの記号とかお絵かきできました。
ちなみに上智の理工は補欠で落ちました。
もう少しベンゼンをキレイに書ければよかったんですかねぇ?
やっぱり、、、ベンゼンなんですかねぇ?
使った参考書
理系で受験なので、文系の人は英語以外参考にならないかもです。
あと、偏差値20代~40後半までは塾のテキストとか腐るほど中途半端にむさぼりましたが、どれもこれも身になってなかったと思います。
参考書を決めて、理解して反復すること、大事。
英語
- システム英単語
- 解体英熟語のカード
- 桐原1000
- 英文解釈の技術100
- 長文(やっておきたいとか速単とかいろいろ)
1ジャンル1個の参考書をチョイスして取り組みました。
英語長文に関しては、量が必要なのでいろいろ購入して取り組んでおりました。
余談ですが、英語長文の参考書は何冊か必要になるので中古がおすすめです( ´ ▽ ` )
安くすみます( ´ ▽ ` )
数学
- 数学の青チャート1A~3
- 1対1対応の演習
受験数学の定番、青チャートと1対1の2つに取り組みました。
自宅浪人を決めた時は、もっと難しい参考書もやろうと予定しました。
以下の2つです。
- 良問プラチカ
- やさ理
でもそんなに時間がなかったです。(自宅浪人途中で勉強できなくなったので)
あと、1対1対応の演習を基礎ができてる状態で8~9割できるようにすれば、偏差値80~100くらいいくと思います。まじです。
ぼくは最後までに5~6割できていたか怪しいかったので( ´ ▽ ` )
それでも、偏差値70はでました。
物理
- 物理のエッセンス(サラッと復習)
- 良問の風(サラッと2周程度)
- 名問の森(わりとすげーやった)
- 重要問題集(やったけど、意味なかったと思う)
基礎固めをしてから、名問の森をやって物理に目覚めました。
物理は名問の森を4~5周できるようになると、普通に定番問題はほぼ解けるようになります。
あと、重要問題集はやらなくてよかったと切実に思います。
化学
- 大学受験Doシリーズ
- 重要問題集
化学に関しては本当にアテになりません。
実力なかったので。。。オワタ。
現役から浪人に移行するときに化学を増やさなければ良かったと普通に思います。
科目別の勉強法
現役で全落ちしてから「1冊にしぼって徹底的に反復しようぜ!」信者になったので、1冊にしぼってやる形式でやりました。
とは言っても、ところどころ不安になってしまい新しい参考書を買ったりしたこともありました。
今思うと反復して覚えられないのであれば、買うだけ無駄だったなと・・・。
家にひたすら経済的負担をかける金食い虫系自宅浪人生でした。
どの科目もひたすら参考書を決めてやりこみました。
英語
以下のスタイルで勉強しておりました。
英単語100個:毎日やる
熟語100個:毎日やる
英文法:2日に1回くらい50問~100問やる
英文解釈:できるだけやる
英語長文:できるだけやる
毎日暗記系はやりつつ、「少し時間があったら長文でもやるか」みたいな感じで勉強していました。
もっと長文をやるべし、でした。
(特に内容の理解と頭の中で和訳をもっとすればよかた!)
数学
以下のように勉強をしていました。
浪人6月くらいまで:青チャートの例題復習
浪人6月〜終わりまで:1対1対応の演習
うーん、振り返ってみると、もっとできたんじゃね?と普通に思います。
やっぱり大学受験はメンタルや考え方、思考の部分が超大事です。
ただ、「メンタルや考え方、思考の部分が超大事」って部分がなかなか理解できないんですよね。。。無知の知というか。
▼途中で病んだ記事
物理
浪人4月くらいまで:物理のエッセンスで苦手部分復習
浪人5月〜終わりまで:名問の森をひたすら反復,途中で重要問題集に浮気
エッセンスと良問の風を3~4月くらいに復習して、5月から名問の森をやりまくってました。
秋ごろに重要問題集にも取り組んだんですが、普通に解けたし解けなかった問題は解説意味不明で意味なかった気がします。
物理はとりあえずさっさと基礎を固めて、名問の森をやりましょう。
激しく名問推しです。
化学
基礎固めを人から習わずに、てきとーに暗記して失敗しました。
本質的な考え方の部分を丸暗記しちゃうと普通に伸びませんね。。。グググ。
基礎は
人から
習って真似てから!
参考書で演習していこう!!
と、声を大きくして受験生にお伝えしたいです。
本当に基礎(中学生レベルの入門レベル)ができていない状態で独学でやるのは、効率悪すぎたオワタです。。。
重要なのは、考え方の部分。
マインド面
完全に「意識高い系」が採用されていました。
意識高い系ってのは案外一度崩れるとモロイところもあります。(疲れるので)
モロさが秋以降にでて「再起不能な廃人」となりました。
-秋以降のぼく-
ぼく「モウ、ワセダ、イカナクテイイ」
ぼく「もう、ジュケン、シタクナイ」
ついでに「マリカー」を1人で死んだ顔をしてやってたんですが、コンピュータにボコられてくそ萎えてました。
クッパにボコられた。
意識高くなくていいんで、毎日安定的に勉強すること、それが〜1番大事〜〜〜。
ゆるく生きましょう。
ゆるいけど、毎日めっさ前に進むのが最強です。
勉強した場所:自宅の部屋
なぜか家の隣でクソ大規模な工事が始まる悲劇が起こりました。
1年間ずっと朝の8時~夕方17時のクッソ騒音のなか家で勉強してかなりストレスがすごかったですw
ちなみになのですが、家にずっと引きこもって勉強するのはおすすめできません。
本当におすすめしません。
外に出ないと、以下の現象が発生して勉強に悪影響を及ぼします。
- セロトニンの分泌量が減る→理性が弱る
- 机に長時間座ってる→体中が痛くなる
- 景色に飽きる→生活が苦痛になる
何かしらの外部刺激(外からの刺激)があったほうが勉強は捗る確率が99%くらいだと思います。
図書館行くもよし、
自習室借りるもよし、
予備校1コマ取るもよし、
ぼくに絡んでくるもよし、
「家で1人でずっと勉強して家族以外と会話しない」みたいな状態は避けたほうがいいです。
メンタルが病むし、病んだら抜けられなくなるからです。
と、経験者は語る。
1日の勉強スケジュール
以下の表です。
8時~12時 | 数学(元気) |
---|---|
12~13時 | 昼寝 |
13~16時 | 物理(ちょいしんどい) |
16~18時 | 休憩(少しここで病んでた) |
18~20時 | 英語(集中できない,つらい…) |
4科目受験だったはずなんですけど、化学が…いない。。。
ちなみにこの表の時間割は調子が良い時の勉強スケジュールです。
調子悪い日は朝勉強して、昼以降病んでることが多かったです。
正確には、メンタルを強くしようという意志がなかったなぁ…と思います。
で、スケジュールについてもうちょい詳しく解説です( ´ ▽ ` )
7時:起床
あの頃は、起きて速攻飯をガッツリ食べていました。
「朝食べれば太らない!」みたいな謎のポリシーのもと。
8~12時:数学4時間
「朝起きる→ご飯ガッツリ食べる」という自宅浪人のモーニングルーティン後、数学を朝4時間やっておりました。
この時間はひたすら、
解いて、
解いて、
解いて、
解けない問題は必死こいて解説を熟読して、また解いて、
解いて、
解いて、
解いて、
と、解きまくって反復してました。
余談ですが、勉強スタート時は確実にできそうな復習からスタートしてました。(ココ地味に大事)
いきなり難しい問題だとメンタルが萎えてしまうので、工夫が大事です( ´ ▽ ` )
あと、4日1回くらい床で寝てしまっておりました・・・。
朝ごはんは食べないで、コーヒーつっこむんでおくのがおすすめです。
12~13時:昼寝
「脳を回復させたり体のコリを減らすには昼寝だ!」とどっかで読みまして、意識的に昼寝してました。
基本寝れなかったんですけども、とりあえず目を閉じて横になる自宅浪人のぼく。
昼寝の数十分は夜の睡眠の数時間に匹敵するほどだとか、ウンタラカンタラという研究結果もあるようです。
ソースはおれです。
13~16時:物理
昼寝をしても、気だるさがあるなか物理をしておりました。
朝ほどは集中できないですが、気合いでゴリ推しをしておりました。
集中力はあんまり高くなかった印象。
16~18時:ちょびっと病んでくる
休憩という名目でわりと毎日メンタルが死んでました。
普通に寂しくて、でも寂しいことを必死こいて塞ぎ込んでいました。
今思うと、外に出ろって感じですね( ´ ▽ ` )
過去の自分に強く教えてやりたいw
18~20時:英語
あんまり集中できないなか、英語をしておりました。
単純暗記系をして、長文をして〜という具合に。
勉強時間をあんまり割いてなかったので、やっぱりそこが英語の偏差値があんまり高くないで終わった原因かな〜と思います。
20時〜24時:ランニングと娯楽
ほぼ毎日20時から10分程度ランニングをしていました。
うーん、、、振り返ってみると、やっぱりすごく寂しかったかなぁ。。。と思い返します。
「寂しい」とか「つらい」って感情は勉強の質を落とすので、そこに手を打つべきでした。
で、
ランニングを終えたら、娯楽(アニメとか漫画とか)して、寝ました。
自宅浪人時の友達数:0人
1年間、家族以外と会話することがなかったですw
ちょうど全落ちしたタイミングでスマホを変えたら、LINEにログインできなくなって誰とも連絡できない状態に( ´ ▽ ` )
「1人よりも、みんなで支え合う的な考え方のが、はやく前に進めるんだぜい」って昔の自分に教えてあげたいですw
総括:1年の半分くらいしか勉強できなかった
自宅浪人して偏差値を伸ばして、早稲田に入れたよー!
中学不登校で定時制高校行って、早稲田入れたよー!
こう書くと少し逆転合格した風に見えますけど、中身は意外としょぼかったですね〜。
なんていうか、もっとできた。
正確には、「もっとできるようにするための工夫が足りなかった」と切実に思います。
毎日ちょっとずつちょっとずつ進もう
もちろん最低限の勉強法は必須なので、そこらへんは以下の記事を参考に。
最低限の勉強法を整えたら、あとはもう、安定的に取り組むのが1番強いです。
そのためには、毎日、自問自答して、記録して改善して、工夫して、「勉強をすること」に集中していくことが重要ですね。
外に出て気分転換に勉強するのも良いと思います。
だるい日は音楽聞きながらでも良いと思います。
基本人間なんてみんな分かっていてもできないので、そこを乗り越えられると、つおい。
勉強はメンタル90%手法10%くらい(じゃないかなあ)
大学受験を振り返ってみると、勉強はメンタルが90%くらいだと思います。
受験に限らずその後の競争イベントでもメンタルがやっぱり土台になるので、要はメンタルです。
メンタルマンはこちら。
手法(勉強法)に関しても重要なんですが、メンタルが整っていると勉強法も整えられるようになるので、要はメンタルですね!
そしてそのためには、日々自問自答をして、本気で考えて、良いと思った先駆者の情報を徹底的に真似ていくのが大事なのかな〜と思います。
まとめ
裏技を探さないで王道で改善し続けることが、大学受験の裏技だと思います。
勉強って別に大学受験に限らず、シンプルです。
以下3つの繰り返しをただするだけです。
- 参考書決める
- 内容を理解して進めていく
- 復習して記憶に定着させる
複雑に考えずに、できるだけシンプルに、本質から捉えて勉強していけるとよく伸びます( ´ ▽ ` )