「英語が全くできない」
「何からやっていいかわからない!」
という人の気持ちめっちゃ分かります。
めっちゃ分かりますっていうか、ぼく自身、中学不登校からの定時制高校だったんで、最初は全く英語が分かりませんでした。
「は!?塾にいるやつらこんな長い文章読めるとかヤバすぎるだろ・・・(唖然)」
「ブ、ブンシコウブンってなんだよ!?なんか昆布っぽいな(意味不明)」
こんなこと言ってました(笑)
何が言いたいかっていうと、ぼくもまじで英語ができませんでした。
多分この記事を読んでる人よりもできなかった自信はあります。
塾の先生「nightの意味は?」
ぼく「わかりません(ん?ナイト!?騎士かな??)」
塾の先生「コレワカラナイカーwww」
塾の先生「weekの意味は?」
ぼく「歩く!!!です」
塾の先生「それはウォークなwww」
ぼく「先生、この単語ってなんですか?」
塾のアシストの人「え、ウォッチは、、、腕時計だよw」
っていうあまりにも何もできなかった頃を今でも覚えています。
でまあそんな全く英語ができなかったぼくも頑張って勉強した甲斐があって早稲田大学に入れました。
本当に0から、本当に何もできない状態から、大学受験英語のそれなりに上位のレベルまでの勉強のやり方は経験上分かりますし、どこでつっかえるのかってのも分かるつもりです。
ってわけで、「英語が全くできない!苦手!」って人にまじで0から勉強するならこうすればOKっていう手順と方法についてお伝えしていきたいと思います。
この記事に書いてある通りに英語を勉強すれば、大体の人は結果が出せるはずです。
あと必要なのは願望というか気合というか、モチベーションみたいなものだけになります。
【始めに】参考書は3つだけをやりこめばOK
まず始めに参考書は3つだけでいいっ!!!ってことをお伝えしたいと思います。
英語がマジで分からない時って、本当に何からやっていいか分からないですよね。
「中学レベルのものからやったほうがいいのか?」
「ネットで出てきたものを全部やるしかないのか!?」
みたいにいろいろ思われると思います。
でも、英語が本当にできない人ほど、参考書はしぼってやったほうがいいです。
参考書をしぼってやることで、迷いがなくなります。
ぼくが『英語が全くできないガチで苦手な人』におすすめするのは
- システム英単語(英単語)
- スタディサプリ(英文法)
- 解体英熟語(英熟語)
の3つだけです。
もうほんとに、この3つだけでいいっ!!
偏差値50レベル、ある程度の基礎ができてきたら、そっからは必要な勉強をやればOKです。
とにかく英語ができない段階では、基礎のところを固める必要があるので、とりあえず3つだけにしぼってやったほうが効率が良いです。
まずは英単語の勉強をしないと何も始まらない
よく「英語が苦手な人は英単語からやろう!」みたいなこと言われませんか?
「とりあえず単語帳1冊買って覚えよう!」みたいに言われますよね。
でもぼくから言わせてもらうと、「英単語をやろう!」じゃなくて「英単語をやらないと何も始まらない!!!」ってことです。
大学受験の英語の最終目標は、英語の長文を読めることですよね。
英語の長文を読むには、1文が読める必要があります。
1文が読めるには、英単語の意味が分かる状態で、英文法と英文解釈ができる必要があります。
極限まで細分化してくと、ぶっちゃけ英単語が英語の原点にして、ほぼすべてと言っていいくらい英単語が大事です。
だから「英単語やろう!」じゃなくて、「英単語をやらないと息すんな」ってくらい、英単語からやりましょう!
※息をしないと英単語はデキナイゾ☆
【英単語の勉強①】出てきた英単語を全部覚える
英語が苦手なときほど、何もかも英単語を知らないと思います。
実際にぼくも高3の頃に何もかも英単語を知らなかったので、何もかも分かりませんでした。
で、ここでお伝えしたいのが、そこそこ良い大学を目指す場合は出てきた英単語は全部覚えようね!ってことです。
「は?鬼畜かよ」って感じに思われるかもしれませんが、どのみちほぼ全部覚えることになります。
だから最初は知らない英単語が出てきたら随時、単語帳やら反復できるノートなんかに日本語と英語を書いてひたすら覚えましょう。
【英単語の勉強②】システム英単語を1200番まで絶対に覚える
システム英単語以外にもいろいろ単語帳はあるんですけど、とりあえずシステム英単語で説明していきます。
単語帳に関してはシステム英単語じゃなくても良いけれど、個人的には英単語1個1個覚えていけるシステム英単語がおすすめです。
で、画像の通り、1200まで絶対にまずは覚えましょう。
覚えましょうっていうか、覚えなさい。
大学受験の英語が苦手な人、全くできない人は、まず英単語が100%足りてません。
誰がなんと言おうと足りてません。絶対に足りてません。
文法が大事なの、長文も並行して~だの、いろいろ言われますが、単語ができないと何も始まらないから!!
なので、まずはシステム英単語を1200番までは気合で覚えましょう。
ちなみに英単語の勉強のやり方は、あるっちゃありますが、基本的には気合です。
「気合って、、、オバカなのかなぁ?」って思われるかもしれません。
でもやっぱ、2~3回ちょろっと読んだくらいで覚えるのはまじで不可能なんですよー。
何回も何回も何回も音読したり声に出しながら書いたり、赤シートで確認したりして、徐々に覚えられます。
とは言っても、気合だ気合だ言っていてもちょっと微妙なので、英語が苦手な人向けにコツについても紹介しますね。
英語が苦手な人は英単語はこうやって暗記すればOK
小難しくてややこしく書いても意味わからんと思われますので、超シンプルにいきます。
これをひたすらループしてください。
- 英単語50個を何度も音読する
- 終わったら赤シートでチェックする
- 微妙なのはまた音読する
音読しまくるのと、赤シートでチェックする2つが大事です。
音読する時は超集中して音読しましょう。
なんとなく無意識で音読するのではなくて、目を閉じて世界のすべてが英単語!ってくらい集中してやればOK
で、このループを英語がガチで苦手で英語を得意にしたいなら1日3時間くらいやってください。
最初はめっちゃきついですが、慣れてきて英語全体の力がついてくれば1日30分以下でOKになります。
とにかく英語の最初の段階での勉強の優先順位で1番高いのは、英単語です。
正直、英単語を1ヶ月近くず~~~~っとやってればOKってくらい、英単語の優先度高めになります!
(飽きるので英単語だけはおすすめしませんが!)
一応細かい暗記方法なんかについては↓の記事でも紹介してるんで、どうしても暗記法わからない!!ってときは読んでおいてください。
1日3時間英単語をひたすらやる
単語の次は英文法をガチで勉強する
英単語の勉強に並行してもいいですし、システム英単語が1200まで終わってからでもいいんですが、英文法をガチで勉強しましょう。ガチです。
英語が苦手な人は、基本的にこの2つで英語が普通にまあまあなレベルまではいけます。
- 英単語やりまくる
- 英文法やりまくる
ぼくも、偏差値30の全く何も分からない状態から、英語の偏差値50になったときは英単語と英文法をやりまくってました。
英単語はぶっちゃけ気合でしたが、英文法に関しては理屈の部分を理解してから、気合で反復するのが大事です。
英文法はスタディサプリの高1ベーシックレベルからやる
英文法を超基礎から、0から勉強していくなら、スタディサプリを使うのがおすすめです。
おすすめっていうか、全単元の授業が使えるんで、英文法の勉強をするならスタディサプリが1番良いとぼくは思います。
英文法は何度も書いてるように、まず理屈の部分が抑えられない状態で勉強してもただの丸暗記になって本当に意味がありません。
文法の選択肢問題で、1,2,3,4
「なんとなく4じゃね?」みたいに勉強していると、いつまでたってもできるようならないってのが文法の罠です。
よく大学受験は「ネクステでマーチまではOK」とか言われますが、ネクステとかの問題集の前に理屈の部分を入れないでやっちゃうと、まじで挫折します。
実際にぼくも何も分からなかった頃にネクステを買って爆発しました。
「は?なんだよこれ。意味ワカラン・・・」となって、2日ほどふて寝した記憶があります。
で、英文法を勉強していく際はスタディサプリの高1講座を1つ1つやっていけばOKです。
登録すれば授業が見れてテキストも印刷すれば使えるんで、あとはやるだけになります。
英文法は理解できたら徹底的に反復あるのみ!
英文法に限らず勉強はなんでも反復ゲーなんですが、英文法は「理解できちゃったぞ~~」と思ったら、そこからがスタートです。
具体的に何をやれば良いのかというと、ひたすら反復!
理解ができても反復しないとまじで記憶からすぐ抜け落ちます。
逆に理解できてから反復をやりまくれば、絶対に英文法はできるようになります!
反復のやり方に関しては
- 問題を何度も解く
- 授業を何度も何度も見る&聞く
といったことをやりましょう。
ぶっちゃけここが1番です。
反復こそ至高であり正義です。
とは言ってもですね、反復しまくるって言うのはかんたんですが、やるのは超難しかったりします。
「もっといろんな単元を一気にやったほうがいいんじゃないか?」
「あの参考書のが、、、この参考書のがいいんじゃないか・・・?」
と、いろんな不安、飽き、葛藤、だるさ、めんどくささ、といったものが襲ってきます。
その時はこう思いましょう。
「反復しまくる以上に良い勉強法はない!!最後に笑うのはおれだ!!」てきな、てきな感じです。
ほんとにどれだけ良い教材、どれだけ分かりやすい参考書で勉強しても、記憶に残せなければ意味がありません。
この記事でもう「反復こそ正義」ってだけ思って帰ってくれればOKです。
ちなみになんですけど、英語の偏差値が60超えてても英単語帳を9割近く暗記できてる人はほぼいませんし英文法も同様だったりします。
勉強のやり方を間違っている人も多いのが現実ですが、それ以上に『反復』が足りてない人が多いです。
反復ぅ!
スタディサプリは英語が苦手な人は徹底的に使い倒しましょう。
英熟語も並行して暗記しまくる
英単語、英文法ときて、3つめは英熟語です。
英熟語に関しては単語と同様なので勉強法に関しては、あんまり言うことはありません。
英熟語の参考書は、解体英熟語のカード版がおすすめで、ひたすらやりこめばOK
解体英熟語は基礎レベルの英熟語~早慶くらいまでのレベルの熟語はカバーされてます。
ぼくが受験生の頃も解体英熟語のカード版をやったんですけど、英熟語に関してはかなり強くなりました。
あと、解体英熟語の問題部分(裏面)で短文を読む練習にもなります。
英熟語の優先順位は3番目でOK!!
基本的に英語が全くできない人、超苦手な人は、英単語と英文法をメインに学習しつつ英熟語もオマケ程度にやるのがよいです。
英熟語は若干、英単語や英文法の知識が必要だったりするので、まずは英単語と英文法メインでOK!
英語が苦手な人向けの勉強法まとめ
- とにかく英単語をやる!
- 並行して英文法もやる!
- 英熟語はオマケ程度にやる!
という感じでした。
超シンプルに書くと、英単語帳を1冊ひたすらグルングルン反復しつつ、英文法はスタディサプリをやりまくってれば、偏差値50くらいは見えてきます。
ぼくも英単語帳と英文法をひたすらやりまくってたら、中学英語を何も分からない状態から偏差値50超えました。
- 英単語帳をひたすら音読&赤シートでチェック
- スタディサプリの文法の授業をやりこむ
この2つをメインでやっていけば、絶対に英語はできるようになってきます。
スタディサプリの授業なんかで「英語の勉強のやり方」みたいなものもちょくちょく話題にあがるので、それも参考にしていくとよいですね!