「浪人生でバイトってどうなん?」
「やっぱり時間もったいねーかなぁ・・・」
といった疑問にお答えする記事です。
結論から書くと、バイトが大学受験合格のための手段となっているならアリだと思います。
個人的にはバイトするのはかなりアリだと思う
ぼくは大学受験で全落ちしてから自宅浪人したんですが、まあ1年間勉強を淡々とやるのって無理なんですよね。
正確には、「おれならできると思っていたけれど、やっぱり無理だった」です。
原因は様々ですが以下4つほどがあります、
- 毎日がマンネリ化しすぎる
- 1年間勉強だけとか気が遠くなる
- 決心・決意ってマジで一時の錯覚
- 時間の貴重さを忘れる←ヤバイ
特に、勉強だけをしようとすると、まあ時間の貴重さを忘れます。
矛盾してますが、時間がありすぎるがゆえに、逆に切迫感のようなものがなくなってしまうわけですね。
例えば、
「あなたは1日5時間しか勉強してはいけません!!」
「勉強は絶対5時間以内におえないと死ぬ病気です!!」
みたいな設定だったとします。
でもそういった制限があったとしても、良い感じの大学には行きたいと思っているのであれば、その5時間を毎日あほほど集中しますよね。
いや、その時間しかできないからもう無意識のレベルから集中するしかないわけです。
あくまで極端な事例ではありますが、バイトをするとバイト中に「やべええ!!勉強してえええ!!!」という闘志がわいてくる場合もあります。
逆に言えば1日中好きに時間を使えると、逆に時間の密度が落ちるというか、日々の緊張感っぽいものがなくなってしまうんですよね。。。
もうちょい深堀をを。
自分の事例
『【自宅浪人の失敗談】メンタルが崩壊した時の話【10月~受験終了】』の記事でも書いているのですが、ぼくは自宅浪人して半年ほどでメンタルが乙りました。
- 予備校なし
- バイトなし
といった環境で日々勉強していたんですが、まぁ、、、生きる気力が失われます。
自宅の部屋にばかりいるから精神的にもつらい、正確に言うと、何も変化がない、感情が動かないからやる気ではなくてモチベーションが落ちて復活しないことがありました。
結果的に秋よりも前までもちょこちょこ勉強ができない日があったんですが、秋以降はほぼ勉強ができない日々になってしまいました。
ま、あの頃の自分は外に出ると自分自身が傷付くメンタルダメージを極端に恐れていたんですよね。
- 浪人してることを他人に言うのが怖い
- 他人からダサイと思われたくない
- かっこよくない自分はダサイ
みたいな過剰な自己防衛手段を行っていたがゆえに、外に出るのが怖かったのだと思います。
ちなみに今の自分が昔の自分に会えるなら、ぶん殴ってでも外に出します。
外の空気を吸ったり人と関って自分は雑魚だと気づくことは想像以上に、やる気へ転換可能だからです。
バイトをすることで勉強へ良い影響を与えるのが重要
多くの受験生の場合、合格に足りないのは物理的な時間の総量ではなくて、自分自身の精神状態を整えて勉強へ自分を向かわせることだと思います。
もちろん、それなりに正しい勉強法は大前提で。
例えば、もし仮に受験日までに3000時間勉強できるとしても、3000時間フルで勉強できる人は存在しません。
ロボットなら可能ですが、感情を持った人間の場合は絶対に無理です。
3000時間残ってるなら、
2000時間⇒勉強
1000時間⇒メンタルを整える
といった使い方みたく、自分の感情を操作してあげることも重要なんですよね。
そのために、バイトやら予備校などの手段は使えます。
あくまで手段です。
バイトしたり予備校に行くだけで受かるわけではありませんので、そこだけは本当に注意が必要ですね。
大学受験で至高なのは学力なので。
逆にバイトはなしだなと思うパターン
浪人生わ
バイトしようぜぇ!!!
って感じになりましたが、逆にバイトはなしなパターンもご紹介。
1.明らかに勉強へ害がでている
浪人生の目的は大学受験に合格することだと思うんですけど、バイトをすることで勉強ができなくなっちゃうならそれは明らかに微妙ですよね。
例えば、コンビニで週2日8時間ずつバイトするとして、その日は丸々つぶれちゃうとかは非常にもったいないはずです。
1日に集中して勉強できる時間はそこそこ限られていると思いますので、バイトが原因で勉強できないのは本末転倒になります。
たまに「朝方からバイトいれて昼頃眠くて昼寝して、夜はやる気せんわ」みたいな自宅浪人生がいるようですが、それはまさに終わるパターン。
2.バイト代の使い道が無駄
当たり前ですが、アルバイトすると労働の対価として、お金がもらえますよね。
このお金に関しても使い道が重要で、ただなんとなく消費しているだけだと、非常に無駄です。
例えば、
- 意味もなくコンビニになんか買いにいく
- 目的なしになんか通販でポチる
- 目的なしに予備校の授業取る
とかここらへんはほんの一部分ですが、まじで無駄です。
逆に無駄じゃない使い道って?
大学受験で合格するための手段として使うのがGOOD!だと思います。
- 楽しみとして漫画を買ってノルマまでいったら読む
- 勉強を捗らせるために特定の時間はお金を使って映画見る
とか、そういった目的のための手段としてお金を使うのが重要、というか効率が良い使い方です。
意識が高い言い方をするなら、『投資』って感じ。
浪費ではなくて、自分の勉強のための、投資ですね。
頑張って勉強をここまでやったらコンビニにスルメに行くとか、そういう意識のところっすね。
お金の使い方は意識次第で差がめちゃくちゃでる
ま、時間も同様ではありますが・・・。
ちなみに「娯楽費なんて無駄だ!全て勉強しろ!」なんてご意見もあると思いますが、人間である限り娯楽なしで生きるのは無理です。
正確には娯楽なしというか、楽しみなしに生きることは無理だったりします。
苦しいと思っていることだけでは勉強って続きません。
勉強を楽しいと思うリフレーミング(考え方の再構築)も重要ではありますが、まあやっぱり楽しいことって大事です。
ご褒美みたいなもんがあるから、人は短期的な快楽に溺れずに、中長期的なリターンを得るための行動ができるわけですねー。
バイトの目的は勉強を捗らせるため
しつこいかもしれませんが、浪人生がバイトをする目的は、大学受験で合格するためでないとアカンと思います。
逆に良い感じにバイトを利用できれば、合格に貢献してくれるはずです。
理論上は勉強をずっとするのが最強ではありますが、それ無理なので。
以下良い例を。
どうしても家ばかりだとつらいから週に2回バイトして時間の貴重さを再確認。
そのバイトしたお金で毎日勉強を頑張れたら、好きな何かを買いに行く。
バイトを週に3回しておれ底辺ジャネ?と再確認しつつ、週に1回予備校のコマを取って気を引き締める。
予備校で1コマ取れば、周りの受験生の空気感も分かって、やる気がめちゃ上がるのでは?
どうせ家ばかりにいても1年中勉強は無理だから、とにかく継続するための手段として、バイトする。
そのバイトしたお金で友達とたまに息抜きがてら遊んだり、スタバで意識低く甘味料MAXの砂糖の塊ドリンクを注文して、血糖値とやる気を上げる。
最悪なのは家にずっといてやる気でねえの負のスパイラル
これほんと最悪で、
- やる気が出ない
- モチベーションがなくなってきてる
- 毎日つまらない
- マンネリ化している
- 死にたい
といった精神状態で家で省エネに暮らすのは最悪of最悪です。
ぼくが自宅浪人した頃も、大学生になった頃も、この状態になってしまって本当に人生における最強の失敗でした><
お金ってただの手段でしかないのに、お金をケチるあまり取り戻すことができない、時間を失うのってまじまじまじで本当にもったいないです。
お金をケチって家でグダグダ不満もらしてても、残るのはマジで後悔だけなんすよねー。
浪人×バイトQ&A
疑問に思うであろうことを全てまとめてやりました。
バイトの時間帯はいつがいい?
個人的にはですが、夕方から夜がおすすめです。
もちろん昼~夕方もありだと思いますが、できるだけ元気がなく消耗していて集中できない時間帯にロボットのように働きましょう。
で、そのお金を燃料として勉強のために使えばOKです。
補足:早朝バイトについて
「早朝にバイトをすれば早く起き理由ができる!GOODだよぉ!」と思う人もいるかと思うのですが、難しいところですね。
早朝に起きてその後帰宅してからも勉強が捗るなら良いと思いますし、逆に捗らないのであれば微妙です。
ただ、本気度が高いのであれば、
早朝バイト⇒帰ってすぐ仮眠
仮眠後⇒勉強
と、テキパキと意識次第で動くことも可能ではあります。
バイトしなくても勉強できてるのだが?
それならそれでいいと思います。
繰り返しですけど、目的の大学に合格できればなんでもよいわけです。
恋愛したっていいし、しなくたっていいし、
バイトしたっていいし、しなくたっていいし、、、
予備校に行ってもいいし、いかなくてもいい、、、
柔軟に考えるのが大事ですね!
バイトの時間もったいなくね?
ぼくも昔はそう思っていたんですけど、意識次第で時間って作れるんですよね。
「バイト時間もったいねーよな」とか思っているときほど、たいして行動してなかったりします。(例:萎えて部屋でうなってるなど)
もちろんその人の意識次第なんですが、まあ気分転換にもなって良いのかなとも思えます。
なんのバイトがいいの?
基本的には、頭を使わないで身体動かす系がおすすめです。
そこらへんの業種系に関しては下の記事をご参考にどうぞぉ。
バイトは絶対したほうがいいの?
自分の状況を客観的に分析してみたほうがよいです。
- 今の現状に不満がなく
- 問題なくお金をそれなりに使えて
- 勉強もできていて
- そこそこ楽しく生活できている
- 今のまま継続できるドン!
みたいな状態ならバイト不要です。
一方で、
- お金があればできることがあったり
- 外の空気が吸いたかったり
- マンネリ化しがちだったり
といった状態なら、バイトをすることは1つの方法になります。
勉強を淡々と!楽しく!毎日!できていれば良いわけですが、現実的にはそうもいかないんすよね~ってのはぼくもよく分かります。
いわゆる、
隣の!
あなたも!
良い波乗ってんね~~♪♪
って状態に自分自身で整えるのが大事です。
パリピか。
家で萎えていて、突然良い波に乗るというのは絶対にありえません。
でも、でもぉ、、、ウジウジ…
この記事を書いている時点(2019年)だとぼくは23歳のオッサンなんですが、ウジウジしてるのが人生で1番もったいねーです。まじです。
発狂するほど、泣くほど、年月が経てばたつほどあとで後悔します。(しました)
まとめ
- バイトすることで勉強が捗るならいいんじゃね?
- 今微妙な人は予備校なりバイトしたりして外の空気吸うとイイヨ!
- ただ目的(合格するためだよ)を忘れないでね!
って感じの記事でした。
目標を達成するにはただやるだけではあるんですが、メンタル面などで度々『壁』が発生します。
乗り越える工夫を自分でするのが大事っすね。
↓イメージ図
壁を見つけたら飛び越えていきましょ。
しゅっ!しゅっ!
↓読むと1.5倍くらい勉強の効率が上がるかも