数学3って謎に「独学だとムズイ!!!」みたいに言われてますよね。
ただ、タイトル通り、2つの参考書を用意してやれば少なくとも偏差値60~65は大学受験でいけます。し、ぼくはいけました。
基礎はこれをやろう!あれもやろう!あれもこれも!
過去問もセンターも!!みたいに大量の参考書はいらんです。
そんなやってたら時間足りなくなりますし、何よりどれも中途半端で終わります。
ってわけで、この記事ではメインは2つです!
さらにそこから上を目指す人にもう1つおすすめよ!!ってのを紹介しつつ、数Ⅲの勉強法を詳しく書いていきたいと思います。
正直、この記事の通り勉強すれば数Ⅲは余裕なんじゃねーかなと思います。
もちろん、地味な勉強をコツコツ頑張ることは必要だけど、やり方に関しては大丈夫なはず!
【始めに】数学Ⅲは独学で勉強可能か?
いきなり補足なんですけど、数Ⅲは独学でいけます。
数学はかなり上位のレベルになるまでは、解法を理解してそれを再現できればオッケーなので、数学Ⅲだろうが変わりません。
理系科目はどれも正しい手順で勉強するのが超大事になります。
- 習う
- 理解する
- 再現する
- 反復する
といった手順ですね。
いきなり自分で解ける必要はなくて、習って理解できてから、その考え方や解き方が再現できればよい!
ていうか、ぶっちゃけやり方のパターンがあるので、独学のほうが方向性がズレなくていいんじゃね?とぼくは思ってたりしますね!
数学Ⅲのおすすめ参考書&問題集2つ+1つ
数Ⅲでおすすめの参考書は、基本的にはスタディサプリと青チャートの2つです。
あとは難関大学、早慶以上を目指す人は1対1対応の演習もやれるとイイゾ~という感じになりますね。
イメージとしては、スタディサプリ→青チャートの例題で偏差値60~65くらい。
1対1もやれてそこそこできてくると、偏差値70は余裕で超えてきます。
ぼくは1対1があんまり身につかなかったんですが、偏差値70は河合記述と早稲田模試で超えましたね!
1つずつ紹介していきますねー。
数Ⅲの入門~基礎固めはスタディサプリでOK
数Ⅲの入門~基礎を勉強するなら、スタディサプリが1番おすすめです。
数Ⅲの基礎レベルをインプットしていくなら、間違いなく1番効率よく勉強できると断言できます。
というのも、スタディサプリで勉強すると、
- 授業で勉強できるから、参考書よりも理解しやすい
- テキストが授業に対応してるから、分からないってことがない(大事)
- いつでも何度でも授業が見れるから、最短で勉強できる(クソ大事)
といったメリットがあります。
スタディサプリを使えば、数Ⅲの勉強はまじでシンプルになりますよ!
↓授業見て
↓テキストで解く
授業を見てテキストで演習するという超シンプルなループで、基礎力はグイグイついてきます。
スタディサプリは「授業が分かりやすい」ってのは言うまでもないんですが、「行間」という部分が勉強できるのが、最大のメリットです。
- 単元の概要が理解しやすい
- 立式のやり方が授業を見て分かるから再現しやすい
- 問題へのアプローチの仕方が分かる
といった参考書では学べない部分が授業で学べて、本当の数学の実力がつきます。
この「行間」っていう数学の理屈になる部分ってめちゃくちゃ大事で、ここが分かって勉強しているかしていないかでは、後々めっちゃ大きな差がつきますよ!
理屈から理解できていれば、形式が変わっても問題が解けます。
一方で、理屈から理解できていないと、形式が変わったとたんに解けなくなります。
「ナニコレシラナインダガ・・・」みたいなw
数Ⅲを独学で勉強していくなら、スタディサプリで基礎を勉強することをおすすめする!
受験基礎~標準レベルは青チャートの例題が『神』
スタディサプリなんかで基礎レベルがある程度理解できてきたら、次は大学受験基礎レベルの問題を解いていきましょう。
おすすめなのは、青チャートの例題です。
青チャートはめっちゃ定番の参考書ですが、例題を何度も何度もやりこめると、偏差値60~70くらいにはいけます。
大学のレベルで言うと、マーチの真ん中らへんのところまでですね。
実際にぼくも青チャートの例題をやりこみまくったら、数学の偏差値が48から62くらい?にはなりました。
ただやりこむのが結構しんどいという・・・w
青チャートの例題を反復するのが1番時間かかる
数Ⅲを独学で勉強する際に1番時間がかかるのは、この青チャートの例題をオラオラやりこむところです。
基礎部分を理解するのはスタディサプリでさくさくっといけますし、問題もそんなにムズクないのでそんな時間がかかりません。
が!
青チャートの例題でそこから定着させるのはやっぱり時間がかかります。
ぼくは浪人した最初の頃に青チャートの例題をひたすらやりまくりましたが、すごい時間がかかりました。
もちろんかけた分すごい偏差値が伸びましたが・・・!
という青チャート中毒に陥ります。
やべえです。
とりあえず、数Ⅲを勉強するなら知っといてほしいのが、まじで青チャートの例題時間かかる!!!ってことです。
「数学Ⅲを独学で勉強するのぉ?」
「スタディサプリやってから青チャートの例題でええやんけw」
と言うのはかんたんですが、実際にやりこむのはめっちゃ時間かかりますw
あと余談で、数学は時間がかかる重い科目なんで、あれもこれも参考書に手を出すと詰みます。
ま・じ・で・つ・む
中途半端にいろいろやると、どれも身に付きません。
本当に詰みます。保証します。
30日間返金保証付きです。amazonかよ。
いや、まじです。
ぼくは現役時にいろいろやろうとして、結果何も身につかずに「ザンネンナガラフゴウカクデース」攻撃にあいました。なき。
大学受験標準レベルは1対1対応の演習でOK
大学受験標準レベルは1対1対応の演習を使っていくのがおすすめです。
大体、偏差値的に言うと、60~くらいになりますね。
1対1をガッツリやりこむと、まじで数学がめっちゃできるようになるんで、青チャートをクリアしてる人なんかはやりましょう!
ここらへんの偏差値の人にはぼくから言うことはないですねw
できない問題の解説を読んで理解して反復していくだけのゲームになります。
まあそれがめんどいし、しんどいのだけど・・・。
がんばってくださいw以上w(てきとー)
数学Ⅲの独学で攻略する勉強法
ここからは実際に、上の画像のアインシュタイン先生が説明していきます。
ごめんなさい、もっとへぼい、ユウトシュタイン先生が説明していきますね。
どの参考書を使っていようが、数学Ⅲだろうが、数学の勉強のやり方は非常にシンプルです。
- スタディサプリ
- 青チャート
- 1対1対応の演習
どれも同じに使えるんで、この記事の勉強法を実践してみてください。
やり方を確立して
淡々とやる
ダイジ
【STEP1】問題を解く(2~3分考える)
まずは最初から問題を解いてみましょう。
図を描いたりいろいろこねくりまわすのが大事です。
特に数Ⅲの積分とかは実際にグラフを描いてこねくりまわしてみないことには、なんも始まりません。
分からなくても手を動かしてみて、無理なら解説へGO!
実際に「解くぞ!」という意識が脳にあるいろんな数学の解法を呼び覚ます!みたいな感じで、まあそういう感じなので少し考えましょうw
解けた場合は普通にサラッと解説を読んでその問題は終わりです。
大事なのは、解けない問題を、理解して反復して、実力にしていくこと!
だから最初から解けなくても落ち込まなくてOKOK
問題解く!最初から解けなくてもOK
【STEP2】解説を読んで理解する
2~3分考えて手が動かない問題は、解説をガッツリ読み込みましょう。
スタディサプリなら授業を見ましょう。
行と行の間の式の変形とかが「なぜこうなるのか?」という意識で読むのが超大事です。
サラーッと読む程度の浅い読みだと、理解ができないので
- 焦らずに!
- 慌てずに!
- じっくりと!
読む!
ここで浅くサラーッとしか読まないと、いつまでたってもできるようにならんので、焦らずに!じっくりと!!
解説を読んでも理解できねえ!という場合の対処方法
「解説を読んでも理解できねえ!ぬああああ!人生はクソゲーだ!!!」となってしまうのは、意外と数学アルアルですw
ていうか、理系アルアル?
むしろ勉強アルアルなのか!?
対処法としては2つです。
- 放置する
- スタディサプリの授業見る
おすすめなのは、とりあえずスタディサプリの対応してるっぽい授業を見て、それでも無理なら放置です。
たぶん大体の場合はスタディサプリで対応する問題の授業を見れば解決しますが、理解できない場合は放置でオッケーですね。
ぼくは自宅浪人したときに、数学Ⅲでもなんでも、できないものは5分くらい考えて無理だったら放置してました。
おもしろいことに、数日たって戻ってくると、意外と理解できたりしますw
心理学的に言うと、学習の転移とか言って、他の単元を勉強してるのにできなかったとこにも学力がうつってくるてきなやつですね。
あとは脳科学的にも、「人間は未完了のタスクほど記憶に残る」なんて言われてます。
どっちにしろ、少し考えて分からないなら放置すればOKってことが科学的にも分かってますし、ゆうとシュタインもそうしてました。
解説を熟読しよう。理解できないなら放置でOK
【STEP3】解説を隠して解いてみる
(また解けないようです。やる気が感じられねーですよ。全く。)
解説を読んで理解ができたら、確認のために解きなおしをその場でしちゃいましょう。
たまに理解しただけで「もうええやんけ!うぇい!」とそこでやめてしまう人が多いですが、何も見ないで解きなおすのは超大事です。
実際に手を動かして解いてみることで、自分が本当に理解できているかが分かります。
受験生って焦る気持ちからか1つずつやらないで、一気にやろうとしちゃいがちです。
が!
結局、1つ1つやるのが最短なんですよ!まじで!!!
解説読んで理解したら、もっかいその場で解きなおしをしましょう。
その場で解きなおしをすることで、学力の伸び方はめちゃくちゃ変わります。
できなかった問題はその場で解きなおしすると伸びる↑↑
【STEP4】3~5回期間をあけて反復する
数Ⅲだろうが数Ⅱだろうが、数学のできなかった問題は3~5回くらいは反復しましょう。
反復する時に重要なのが、期間をあけて反復することです。
期間をあけて反復することで、より長期記憶になりやすくなります。
普通に考えれば分かりますけど、1日10回同じ問題解くよりも、10日に分けて1回ずつといたほうが記憶に残りますよね。
(ていうか1日に10回同じ問題解くのはアホなんじゃないか!?)
↓の画像みたく解けた日付を書いてあげると自分がどれくらいできるのかが可視化できます。
この日付が3~5回くらい書けてる問題はかなり定着度として高いので、違う問題をどんどん攻略する!って感じで効率良く勉強していきましょう。
日付書いていくと、勉強がゲーム化できて結構おもしろいですw
ちなみにこの日付を書く~ってのは英語長文の勉強とかでも使えるんで、応用してみてください。
できなかった問題は日付を書いて3~5回は反復しよう!
【STEP5】しぼって淡々とやることをやる
最後は精神論てきなものになりますが、しぼってひたすらやるってのが大事です。
青チャートの数Ⅲの例題だけで260問くらいあります。
1日せいぜい10問くらいしか解けないと思いますで、26日で1周ですね。
3か月やりこんでようやく3周くらいできて、実力になってきます。
このように、ざっくりとかかる時間を概算しても数学Ⅲだけでかなり時間がかかります。
おそらくそこそこ実力になるには0からだったら最低でも3か月くらいはかかる感じです。
(青チャートの例題を全部3周くらいやれれば偏差値60くらいは超えてくる・・・!)
なので、できるだけやることをしぼってひたすらやりこむという精神が大事になります。
ぶっちゃけこれが1番大事。
- 塾の授業も
- 塾のテキストも
- 過去問も!!
- あっちのがいいんじゃねーか!?
というフラフラしたメンタルで数学を勉強してるとどれも記憶に定着せずに終わります(笑)。
ぼくが大学受験で全落ちしたときはまさにこんなフラフラ状態だったんですが、冷静に考えるのが大事ですね。
「あれ?おれ1日15問しか解けねーじゃんか???」
「ってことは、青チャートの数Ⅲだけで3周するのに52~53日かかるやんけ」
「他のことやってる余裕ねーですわーーーー」
こんな感じで考えられると、めちゃくちゃ効率よく学力が伸ばせると思います。
もちろん基礎レベルも大事なので、習うとこはスタディサプリで習って、演習は青チャート!
終わったら、1対1って感じで順番に1つずつやっていきましょーう。
本当に学力を伸ばしたいなら、やることは増やすのではなくて減らす!
あれもこれもできると錯覚してしまうと、ただの理想論で終わってしまうことが多いです。
理想じゃなくて、もっと現実的に見て、「ああどうせこれくらいしかできねーやん」と冷静に考えていきましょう。
とにかく目の前のことを1つ1つやる!大事!
数学Ⅲの独学勉強法をまとめる
- スタディサプリで基礎固め
- 青チャートで演習して偏差値60超え
- 1対1もいけたらいいねっ!
といった感じでした。
「数学Ⅲは難しい!だから独学は無理よ!」ってのが昔はありましたが、今は基礎から学べる環境が整えられるので十分に独学で勉強していけます。
あとはいかに理解してからの反復ができるか?ってとこが重要になるんで、浮気せずにやりこみましょう(笑)
数学Ⅲも正しい勉強法でやれば、超シンプルです。
スタディサプリのスタンダードレベルと青チャートの例題をひたすらグルングルンループしてれば、偏差値60くらいはいきますよー!
そこから、1対1とかをやればOK!