大学受験コラム

大学受験はただの手段であって目的じゃないよ!みたいなお話

大学受験の目的と手段

人は追い込まれると手段と目的をごっちゃにしがち

大学受験生の時はメンタルが追い込まれて、手段と目的をごっちゃにしてしまうことが多々あります。

手段とは?

目的を達するためにその途上で使う方法

端的に言えば、物理的なものではないにしろ、手段というのはただの道具です。

  • 勉強する→手段
  • 大学受験で受かる→手段
  • 参考書を買う→手段
  • 勉強法を知る→手段
  • 1日10時間!→手段

目的と手段は自分でコントロールしないとしんどい

精神的に、とも言えますし、近眼的になってしまうから、とも言えます。

もちろん、近眼的になることは場合によっては超大事です。

人間の集中力と注意力は反比例するので、あえて近くしか見ないことで余計なことをシャットアウトできます。

ですが、近眼的になりすぎてしまうのもまた危険です。

なぜかというと、物事を大きく大局的に見ることができなくなってしまうからですね。

(具体例)勉強を1日10時間

もはや受験生の定番の1日10時間ですが、これも『ただの手段』ととらえないとしんどい場合があります。

「今日は5時間しかできなかった・・・」と過度に落ち込んでしまったり、とりあえず10時間座っていることで満足したりと、いろいろと問題が発生します。

1日10時間が目的への手段となっているかどうか、というところです。

そして1日10時間に自分が支配されているのではなくて、自分が1日10時間を支配できるのか、というところ。

重要なのは手段と目的を自分で入れ替えるという作業

例えば、1日を密度濃く過ごすには、受験生の場合は『やるべきことを他を一切見ないでやりこむ』ということがあげられます。

1日という単位で見ると、勉強を何時までやる!ということを目的にすると、近眼的になれて余計なことに注意力を分散させる必要がなくなります。

一方で1か月後という単位で見ると、『勉強をする』という行為はただの手段で、目的はAという参考書をできるだけ覚えることになるかもしれません。

アー、もう、ムズイな。なんなんだよ!

この手の手段と目的みたいな話は重要ですけど、まあムズイんですよね。

ただ、ムズイんですけど、

  • 自分で考える
  • 日々の自分をどう動かすかを考える
  • 自分の持っている知識でどうやったら効率が良いのかを考える

といったことはすごく重要です。

いわゆる本当の頭の良さとも言えます。大学受験のくそどうでもいい暗記ができるとかそういう話ではなくてね。

とは言っても、経済学ででてくる用語の『限定合理性』という制限が人間にはあります。

人間には取得できる知識に限界があるから、最も良い方法はどんだけ考えても得られねーんだYO!ハッハー、人間はムシケラだぜぇ!

みたいな、まさに

  • 自分はどこまでも羽ばたいていけない
  • 自分には限界がある

という現実を突きつける言葉です。萎えますね。なえぽよぉ。

すげー早く大学受験で結果を出す人は考えてる

ちなみにこの記事を書いているぼく氏は、頭がわりと悪いナァと自負をしています。

大体、何事も手段と目的がごっちゃになって意味不明な時期が多いです(絶望)

でも、ぼく氏みたいな頭がパッパラパーなヤツもいる一方で、世の中を見渡してみるとギリギリで滑り込む、明らかに時間がないのに合格したり偏差値あほみたく上げたりする『やべーやつ』がいます。

で、そいつらに話を聞いてみると、まあ大体自分なりの戦略(勝算)を持って、『勉強する』という行為をただの手段へと転換しているなぁ~なんて印象を受けたり。

未来を見据えていたり。

まあ、よく考えて、その思考をベースに動いてるわけです。

ただがむしゃらに勉強してるワケジャネエ。

大学受験もただの手段であって目的ではない

「大学受験すらもただの手段であり過程ダヨー」
「そうすればもう少し広い目で見られるね!」

みたいな。

一般的には、人は追い込まれるほど目の前のことを1つの側面からしか見れなくなります。

「勉強さぼってしまった。。。」
「もぅぉれゎ、だめなんだ。。。」
「なんでこんなに、ぉれって、。。。もぅ。。」

勉強をさぼったら自分はダメなやつてきな思い込みを勝手にしちゃうわけですが、少し視野を広げてみればそもそもさぼらないロボット人間は存在しません。

そして大学受験というのは期日つきで、自分の現状と目標にギャップがあるため、精神的に追い込まれることがめっちゃ多いです。

1つの側面からしか物事を見れないと、そもそも自分自身が本当にやるべきことをやっているのかも分からずに、ただただ

  • やってるようでやっていない
  • 勉強しているようで勉強していない
  • 集中できているように見えて集中できていない

なんてことになりかねません。

そしてそんな感じの「なんとなーく」になってしまうのが、大学受験でよくありがちな失敗事例だったりします。

でも、その『なんとなくやっている』に気づけない・・・つらい・・・。

ギリシャの哲学者ソクラテスの『無知の知』ってやつですね。

その手段はどんな目的へつながっているのか?

今この瞬間だけではなくて、少し自分の時間間隔を伸ばしてみましょう。

今やっている行動(勉強)は半年後に「良かった」と思えるのか?みたいな感じ。

ただこれが、「今は良いやん、最高やん、おれ。良い波のってんね~!」とか思っていても、半年後に「まじミスった、もぅむり。」ってなるのがアルアルです。

まとめ:しっかりと考えることもダイジ

なんとなーく自動操縦状態で勉強するのも重要ではありますが、

  • 自分なりに考える
  • ゴールを見据える

という思考やら行為も大事です。

ただなんとなく日々の勉強をするのではなくて、「Aを毎日3時間覚えれば1か月後~になる。だからその日までひたすら覚えるという作業をしよう」みたいな感じ。

ただ何も考えずにやってる人と、自分なりの戦略がある人とではやっぱり結果のでかたも違います。

なんだか記事を読み返してみると、人によっては「何言ってんだこいつ」っぽい感じになりそうですが、手段と目的が理解できてくると行動の質が上がりますゾォ。

『逆算する』ともいえる。

トップページに戻っちゃうぅ!?

↓読むと1.5倍くらい勉強の効率が上がるかも

勉強に疲れたときの対策
受験勉強に本気で疲れた時の対策を紹介【もぅ病んだ。。。マジムリ。】生きてると疲れるヨネ。 【始めに】生きてれば何してても疲れるという前提 受験勉強に限らず人間は生きているだけで疲れます。 ...
集中力と考え方
【大学受験】勉強を楽しむにはフローとリフレーミングの2つが大事ナンジャネ仮説大学受験で結果を出すためには、勉強法が整ってからあとは『勉強量』がものを言います。 どれだけ勉強法がイケていても、良い感じの暗記ス...
関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です